はじめに

部下の持つ価値観と成長イメージを尊重する

では、具体的にどのようにコミュニケーションをとっていけばよいのでしょうか。今回は3つのポイントに分けてご紹介します。それは (1)デザイン、(2)アサイン、(3)サポートです。

(1)デザインとは、部下の個性を踏まえたキャリアデザインを指します。そのためには、部下を知り、成長イメージを描き、成長課題を設定することが必要です。

まずは、「部下を知る」です。キャリアを一緒に考えていくためには、部下のモチベーションの源泉・やりがい・得意・不得意を知る必要があります。具体的に知る方法としては、部下にモチベーション曲線を描いてもらうと良いでしょう。

その上で、部下のモチベーションが上がったとき・下がったときの状況や気持ち、考えを聞き、対話を深めていきます。この時に、上司のモチベーション曲線も見せると相互理解につながります。

次に、「成長イメージを描く」です。部下は今後どのようなキャリアを目指していきたいと考えているか、会社や上司は部下のキャリアをどのように考えているか、について擦り合わせを行っていきます。

成長イメージを描く際の留意点としては、心理的安全性の高い場をつくり、部下の考える成長イメージを最大限尊重することです。決して会社や上司の考える枠に押し込めようとしてはいけません。

そして、「成長課題の設定」します。成長イメージに向けて、より伸ばしたいことをスタンス面・知識面・スキル面から、設定しましょう。