生活

浪費癖が直らない、隠れ貧困女子とは

要因から浪費癖の解決方法まで

筆者はFP(ファイナンシャルプランナー)の仕事をしています。さまざまな家計相談に乗っていて、受ける頻度が多いなと感じ相談が「家計を節約したいのだけど、何を削るといいですか?」という質問です。

そのような相談に対しては、「ご自身のストレスにならないように、食費、交際費、通信費(携帯電話代)などの費目を下げる努力をしましょう」と返します。ただ、実はこのように「節約する費目が見えている」、既に「見える化」している相談は本人もあまり困っていないかな、というのが感想です。

これから節約を始めるから、削る費目が正しいか分析して欲しい、ぽんと背中を押して欲しいという人が多いというのが筆者の率直な感想です。

難しいのは「散財しているつもりはないけど、お金が貯まらないどころか、なぜかずっと生活が苦しい」という場合。この期間が長いと、いわゆる「隠れ貧困女子」から、「貧困女子」になる可能性すら潜んでいます。


隠れ貧困女子とは?

隠れ貧困女子とは、現時点での多額の借入金や、いまは日常生活に困窮感がないものの、所々に貧困女子となる可能性を秘める「予備軍」のことを指します。たとえば「給料日が近づくと、毎月家計が苦しくなり、あまり栄養にならないものを食べている」や「洗剤や衛生用品など生活必需品も、給料日近くは買えないことはある」という家計のこと。心当たりがある方も多いのでは……。この隠れ貧困女子は、ちょっとしたことで「貧困女子」になってしまいます。

ただ、隠れ貧困女子が貧困女子となるきっかけは、いくつかの理由があります。それは残念ながら、あまり予測できないものも多いです。たとえば以下のようなものがあります。

1. 臨時出費

結婚式のご祝儀や遠方の実家に住む親が体調を崩し、不意に帰省する交通費が必要となったなど、予想しえなかった臨時出費によるもの。可能であれば臨時出費は貯蓄で相殺できるものですが、貯蓄がない場合は直接、家計を圧迫してしまいます。

2. 病気やケガ

不意の病気やケガも、貧困女子になる要因になってしまいます。生命保険(医療保険)に加入している人も多いのですが、大学時代の友人に勧められたなどで、最低限の医療保険にのみ入っていたという場合も。

「保障内容は○○円、特約は○○円」まではもちろん把握しなくても大丈夫ですが、自身が加入しているのは医療保険なのか、終身保険なのか、それともがん保険や収入保障保険なのかは確認しておくようにしましょう。病気の内容によっては、自己資金から医療費を賄わなければならない「持ち出し」が発生してしまいます。

30代だから、また20代だから医療費のかかる病気をしない、というのはあくまで「可能性」の話です。

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