はじめに
「ウチの会社では無理」という環境こそがチャンス!
でも、「ウチの会社には、そんなムードはないので無理だ」と思われたかもしれません。そんなことはありません。逆です。重苦しいから、職場がつまらない、という状況ではないですか。そんな職場だからこそ、「遊び」を推奨することに、大きな意味があるのです。
あなたの職場にフィットする「遊び」を取り入れることで、重苦しい会社の雰囲気を吹き飛ばしましょう!
むしろ、「遊び」や「雑談」から、とんでもないアイデアが出ればラッキーです。ぜひ、やってみてください。
真面目に目標達成を追求すればするほど、職場は暗くなり、離職者もたくさん出てしまいます。戦略的に「遊び」や「雑談」を取り入れてこそ、本物のリーダーなのです。
霧の中で「アクセル」を踏ませない
【「いつブレーキを踏むべきか」を指示しているか?】
チームのメンバーが目標を追いかけようと、「やみくもに行動」しているということはありませんか。
部下「1日20件の訪問をしているのですが、結果が出ません」
上司「では、どうするの?」
部下「明日は25件まわります」
こういった話が、ダメな例としてよく紹介されます。
これでは、視界の悪い霧の中で、さらにアクセルを踏むようなもの。
危険でしかありません。
はたして、この道で良いのか、それとも別の道を進むべきか、一度、ブレーキを踏んで周囲を見わたす必要があるわけです。つまり、「対策の見直しの機会」を持つことです。対策の見直しとは、次のような手順を指します。
Step 1 本当に、このままで達成はできるか?
Step 2 今の方法だけでなく、もっと確実な、ほかの手段はないか?
Step 3 いつ、何ができている状態にするか?
うまくいかないときこそ、一度立ち止まって検証をし、具体的なスケジュールに落とし込まないと、「到着点が間違っていた」「ガソリン不足になった」なんてことになりかねません。