はじめに

資産が大きい人ほど「投資」に回す

私が統計を好きな理由は「数字は嘘をつかない」からです。数字は、客観的な判断をする指標になります。人間は時々、嘘をつくこともあります。私も自分に嘘をついたことがあります。だからこそ、数字で客観的に判断しなければなりません。

みなさんが億万長者になりたければ、世界のお金持ちのデータを見る。そして、お金持ちが実践している方法を参考にする。つまり、「ポートフォリオを見る」「その事実を知る」。これが第一歩となります。

続いて、「VISUAL CAPITALIS」のデータを参照に、お金持ちとそうでない人の資産構成の違いを見てみましょう。資産が10K(1万ドル=約100万円)から1B(10億ドル=約1000億円)までの人の資産構成です。

金融資産が少なくなるほど、自宅や車の占める割合が多くなります。10K(約100万円)の人だと、資産のほとんどが「自宅」と「車」です。

逆に資産が多くなるほど、投資の部分が大きくなります。これが世界のお金持ちの現実です。ここで私が言いたいのはデータを客観的に見てほしいということ。つまり、大半のお金持ちが投資をしているという事実です。

みなさんの中には、新しいビジネスを始めて億万長者になろうと考えている人も多いと思います。新しい商品・サービスを考えたり、新技術を開発して、ビジネスをつくり上げていくストーリーはとても魅力的です。それで成功した人はメディアに取り上げられるので、とてもエキサイティングです。

しかし、実際のデータを見ると、世界のお金持ちの大半は、資産のほとんどを投資で築いているのです。