はじめに

預金金利以外のキャンペーンもある

キャンペーンには金利以外のメリットを打ち出しているものもあります。ここで、特徴的な例をいくつか紹介します。

楽天銀行

FX(外国為替証拠金取引)の新規口座を作成した人限定で、運用額に応じて現金をキャッシュバックする、というキャンペーンです。
10億通貨単位で最大70万円(!)のキャッシュバックという、一般人にはイメージしにくい内容です。(2020年11月25日で終了)

三井住友信託銀行

キャンペーン期間中に投資信託等を100万円以上購入した顧客に抽選で10万円の現金が当たるというキャンペーンです。

<三井住友信託の投資応援キャンペーン>

自分のためにキャンペーンを選ぼう

銀行をどう使うか?それは、あなたが主導的に決めなければいけません。「住宅ローンがあるから」「事業資金を借りているから」という理由で、銀行員から言われたとおりに運用商品を付き合う必要はありません。

銀行員が高圧的に投資をすすめることは、金融商品取引法などの法律で禁止されています。一方的に投資運用を押しつけてくる銀行は顧客、つまりあなたのことを考えていないと言えます。自分にとってプラスとなる「使い勝手の良い銀行」と付き合うべきです。

金利キャンペーンや投資の勧誘は、銀行があなたをどう見ているのか?それを示すものさしになるはずです。万が一、金融機関とのトラブルを抱えたら、相談窓口もあります。一人で悩まずにぜひ相談してください。

【https://www.fsa.go.jp/policy/adr/adr_pamphlet.pdf】

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