はじめに

年金制度に期待していない人多数

他方、年金制度の将来性に対する多くの人が抱く思いに関する結果も出ています。「今後の年金制度に期待していますか?」というものですが、8割近い人が「期待していない(77.9%)」と回答。その理由を下記にいくつかピックアップします。

「年金受給される年齢が上がっていきそうだから(30代女性・専業主婦)」
「これから少子化になり自分達が老後になった時はもっと年金が減らされると思うから(30代女性・専業主婦)」
「国の財政がコロナでより厳しくなったから。例え年金が増えてもさらに税金が高くなっていそう(30代女性・パート・アルバイト)」
「国はいっぱい借金してるし、少子高齢化だから(40代男性・無職)」
「今の制度だと年金自体が破綻しそうだから(50代男性・会社員)」
 
少子高齢化や、新型コロナウイルス対策で国の財政負担が増えていることもあり、将来の年金制度に対して悲観する声が多いようです。

生業以外の投資や副業も「老後資金」覚悟の手段?

ここまでの結果を鑑みると、多くの人にとって老後資金の確保は八方塞がりのように映りますが、そんな中で注目されている投資についても興味深い結果が出ています。次に「老後資金を確保するために、投資をしていますか?」のデータを見てみましょう。

7割以上の方が「していない(72.9%)」と回答。投資にも様々な種類があり、それなりの専門知識やリスクが伴うことから手を出すことに躊躇している人も多そうです。しかし、これまでの通り「貯蓄もしにくい」「年金にも期待できない」今です。ローリスクの投資や副業をスタートさせ、生業とは別の収入を考えることは、老後資金確保に繋げるための数少ない手段の一つであるかもしれません。