はじめに

二人目も育てられる?

次に、二人目の子どもも育てられるかについてですが、ご主人様が現在の収入が継続し、奥様が復職され安定して収入が継続する前提であれば、小学校から全て私立だとしても問題無いと思われます。

現在、ご主人様の収入のみでも、しっかりとした年間貯蓄が実現出来ています。既にある程度の貯蓄も出来ており、資産運用も組み入れての資産形成を意識しており素晴らしいです。そのような中、住宅購入後のリスクとしては、大きく3つです。

【リスク1:世帯主の収入の変化】
あくまで現状の収入が続いた上でのシミュレーションとなるので、今後お勤め先の業界や会社の業績の変化などによって、収入が落ちることもあるかもしれません。また、がんなどの大病などで、今のようにバリバリと働く事が出来なくなり、収入が下がってしまうリスクもあります。ここが、住宅購入後の最大のリスクとなります。通常の団信の場合は、死亡や高度障害のみの保障なので、特に年収の高いご相談者の場合は、上乗せ金利などコストを掛けてでも、がんとなった場合の保障などを充実させておくと安心です。団信以外でも、民間の生命保険・医療保険で準備することも可能です。住宅購入後は、団信と組み合わせて既存の保険の見直しを検討しましょう。

【リスク2:奥様の収入の変化】
子どもが3歳になるタイミングでの復職を考えているようです。順調に復職することが出来れば良いですが、お二人目の出産後の体調の変化や意識の変化などにより、復職しないという選択を選ぶ可能性もあります。その場合、復職して収入がある前提で組み立てると、生計が成り立たなくなるリスクがあります。復職するタイミングやその時の期待できる年収、また働けない場合の対応などもシミュレーションしておくと安心です。

【リスク3:万が一の時の保障】
上記収入の変化にも繋がりますが、万が一死亡や病気などをした場合、治療費がかかったり、収入にも変化があります。そのような時でもしっかりと教育費の準備やローン返済、老後資金などを確保しておく必要があります。特に盲点となりがちなのが、奥様の保障です。共働きを想定する場合、奥様の収入あっての生活設計となります。奥様の保障についてもしっかりと準備しておく必要があります。

ただ、保障ばかり準備して貯蓄が出来なくなるのでは本末転倒です。保障と貯蓄のバランスを取り、効率よくムダのない保障を準備しましょう。

いくつかのパターンでシミュレーションを

ご相談者は貯蓄力もあり資産運用も組み入れるなど、賢く資産形成されております。今後は、より目的にあった貯蓄や運用比率や運用手法を取り入れる必要があります。

収入や物件価格など、いくつかのパターンでシミュレーションを行い、ご自身にとって理想の住宅購入およびライフプランを実現させましょう。

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