はじめに

大幅に改善の余地があるのは保険料

【保険料】17万円 →大幅な改善の余地あり
保険については、かけ過ぎだと思います。本来保険は、「万が一のことが起こった場合に、周りの人への責任が果たせなくなってしまったり、人生が詰んでしまうような事態を避ける」ために入るものです。目的が貯蓄なら、他の金融商品で代替可能です。

13万を学資保険として貯めているとのことでしたが、中2、小6のお子さんの分は解約すると返戻金が下がってしまってもったいない上に、投資などでリカバリーをするには時間が短いので継続したほうが良いでしょう。年長のお子さんの分は解約し、ジュニアNISAと貯蓄を組み合わせていくことで、流動性の高い状態をつくることができます。固定費の支払いが減ることで、ご主人の「稼がなければいけない」というプレッシャーも下げられると思いますので、御一考ください。

掛け捨ての保険も2万5,000円入っていらっしゃいます。万が一の死亡に備えて、遺族年金では足りない分を、収入保障保険などで生活を守るのは良いと思いますが、医療保険は預貯金もあるので不要と思います。1万円以下にできると思います。

また、ご両親分を支払っている1万5,000円の保険については、内容がわからないのでなんとも言えませんが、医療保険であれば、医療費は1割〜3割負担であることや、「高額療養費」で支払いの上限があることからも、貯蓄でカバーできることがほとんどです。1万5,000円分を貯蓄に回すことで備える方法もあると思います。

【その他】の費目は内訳を把握して

【その他】
内訳がわからなかったのでなんとも言えませんが、衣服・美容、健康・医療、趣味・娯楽、手数料、日用品やペット代が【その他】に含まれているのであれば、高すぎるということはないと思います。ただし、内訳をしっかり管理することで、「使いすぎポイント」が見えてきますので、家計簿アプリなどを活用して内訳を把握し、支出をコントロールすると良いと思います。家計簿アプリを利用する場合、購入履歴に「使途不明金」がでてくることがありますので、放置しないで何に使ったかを仕分するとより家計が明確化していくと思います。

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