はじめに

45歳で退職し、年金受給できる65歳までの必要資金は?

ご相談者さんのご希望は、6年後の45歳で早期退職したいとのこと。では、ご希望通り、45歳でリタイアして暮らせるかどうか、ざっくりとした試算にはなりますが、見ていきましょう。

現在、年金が支給されるのは65歳からなので、45歳で仕事を辞めた場合、20年間無年金になります。その間の生活費として、12万円(退職後の想定生活費)×12カ月×20年間=2,880万円が必要になります。

一方、現在の貯蓄や資産の状況を見てみると、貯蓄総額2,900万円・投資総額2,100万円で合計5,000万円となります。

今後6年で増やせる貯蓄・資産は?

加えて、今後6年間で増やしていける貯蓄、資産も見てみると、
・毎月20万円貯蓄→うち10万円を投資信託、10万円を貯蓄
・ボーナスより年間100万円貯蓄
・退職金(予定)1,100万円
単純に計算すると、仮に投資信託で積み立てる分の毎月10万円を3%の利回りで6年間運用したとすると、約800万円になります。残りの10万円は貯蓄するので、10万円×12ヶ月×6年間=720万円。ボーナスは、100万円×6年間=600万円。

退職金も含めると合計で3,220万円となります。仮に現在の投資信託の2,100万円を3%で6年間運用できたとすると、2,500万円になります。ですから、貯蓄分2100万円と合わせると5,400万円となります。加えて、ご相談者さんのお話しだとご両親からの生前贈与で500万円程度がもらえる予定とのこと。

ひとまず、6年後の資産合計9,120万円−想定生活費2,880万円=6,240万円が残る予定です。ただし、これは衣・食・住の基本生活費用での試算です。ご相談者さんが希望しているように旅行に行ったり、趣味などを楽しんだりしたいという場合には、さらに費用がかかります。仮に旅行や趣味代、その他、税金や社会保険料などを考慮して年間50万円程度かかるとすると、1,000万円程度上乗せになります。