はじめに
1.家族でムダ遣いをなくし、意味あることにお金を使う
教育にかけるお金の優先順位が高いご相談者様。できるだけ希望を叶えさせたいと考えると、いくらお金があっても足りないでしょう。万が一に備えるためにも、お金の使い方を見直してみてください。教育以外にかけている項目について、費用を抑えられる部分があればぜひ着手を。メリハリある使い方を、家族全員で心がけることで、お子様が大きくなった時に、選択肢をさらに増やすことができますよ。
2.子どもがやりたいことや進路について自由に話せる環境を作る
子どもは中学生にもなると、親子で話をする機会もぐんと減ります。「パパとママは、あなたがやりたいことは、できるだけ応援したいと思っている。そのための貯金もしているから、やりたいことがあったら、早めに話してね」と伝えると、良いでしょう。また、教育にお金がかかることもしっかり伝えることが大切。ムダな習い事や、特に行きたくもない進路を選ぶことを避けられます。
3.年に一度は、資産状況とその後のライフプランを話し合う
すでに綿密にプランをたてていらっしゃいますが、状況や価値観は変わるものですので、ぜひ今後も年に一度、ご夫婦でマネープランを話し合ってください。その際、プランと現状に大きな差がないかもチェックを。また、お子様も一緒に、やりたいことやお金がかかることがないか話し合えると良いですね。中学生以上であれば、家計の状況を共有するのも良いでしょう。おすすめは家族が集まれる年末年始です。
お金の知識も行動力もあるご相談者様ですので、心配はありません。家族で情報共有をして、一致団結して資産形成、そして状況に応じて柔軟に対応することで、3人のお子様もきっとのびのびとやりたいことを叶えられる家計になるように思います。応援します!
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