はじめに
楽天証券とSBI証券の違いを徹底比較
楽天証券もSBI証券も、どちらも非常に優れたネット証券であり、基本機能は充実しています。それでは2社の差はどこにあるのでしょうか?細かく比較していきましょう。
楽天証券
両証券会社ともに投資信託の残高に応じてポイントが付与されます。楽天証券は、楽天銀行と連携させる(マネーブリッジを行なう)と、楽天銀行のハッピープログラムを通じてポイントが付与されることになります。このプログラムの中で、投資信託の月間平均残高に応じて、残高10万円ごとに4ポイントの付与がついていましたが、8月1日以降、付与ポイントが変更になると発表されました。
今まで、全ての商品に一律で4%のポイントが付与されていたのが、信託報酬率のうち楽天証券が受け取る代行報酬手数料の率に応じて、A〜Dまでの4つのグループにわけてそれぞれに10ポイントから3ポイントまで付与ポイントを変えていくことになりました。また、一部の投資信託はポイント付与対象外になっており、内訳は以下の通りです。
一部のアクティブファンドなど信託報酬が高いものは、AグループやBグループなど、今までよりもポイント付与が増えましたが、Dグループや対象外に入った銘柄はポイント付与数が減ることになります。
対象銘柄は詳しくは以下の表に記しています。信託報酬が低くて人気のある銘柄が軒並み付与ポイントが下がっているので、事実上「改悪」と言わざるを得ない状況です。特に、SBIの雪だるまシリーズはポイント付与対象から外れてしまいました。