はじめに

つみたてNISA・iDeCoの次の投資先の候補は?【米国ETF】

自分で高配当株を選んで投資するのはハードルが高いという場合には、高配当株に投資しているETFを利用する手も。

ETF(上場投資信託)とは、証券取引所に上場している投資信託のこと。上場しているので、株式と同じようにリアルタイムで取引できるところが特徴です。一般的にETFは、少額から投資することができ、一般の投資信託と比べて取引手数料やその他のコストが安く設定されています。

配当金がたくさん受け取れる配当利回りの高い銘柄は、米国株に多い傾向にあります。例えば、バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)やiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)、S &P500高配当株式ETF(SPYD)など、米国の高配当株に投資しているETFに投資してみるのも良いでしょう。ETFは、1本買うことで数十・数百の銘柄に投資するのと同じような効果を得ることができます。加えて、年4回の配当金が受け取れます。定期的に分配金を受け取ることができれば、相場が悪くなったときでもモチベーションが保てるでしょう。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券といったネット証券では、3,000銘柄以上の米国株・300銘柄以上のETFに投資ができます。特にSBI証券では、米国株・米国ETFの自動積立サービスも利用できます。また、スマホ証券のひとつ、PayPay証券では、有名企業の米国株を今の株価にかかわらず1,000円から購入可能。定期的に購入できる自動積立サービスも用意されています。

つみたてNISA・iDeCoの次の投資先の候補は?【純金積立】

昔から有事の時は「金」といわれ、戦争、テロ、政治不安など、世界経済を揺るがすような事態が起きると決まって「金」投資に注目が集まります。これは、株式や債券と異なり、実物資産である金は価格が下がることはあっても価値がゼロになることはなく、全世界共通で資産価値があるものだからです。

先行き不透明な今、資産の中に一部でも金を持っておくと安心です。ただし、ひとくちに金投資といっても、様々な方法がありますが、初心者にオススメなのが、「純金積立」です。

純金積立は、毎月一定額を積み立てながら金の現物に継続的に投資をしていく仕組みの商品のこと。「田中貴金属工業」や「三菱マテリアル」などの貴金属商や鉱山会社、「SBI証券」や「楽天証券」などのネット証券などで始めることができます。

なお、田中貴金属工業や三菱マテリアルでは3,000円から、SBI証券や楽天証券では1,000円から積み立てることができます。

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