はじめに

野菜の価格は、物価や気候にされることが多くあります。小ぶりな白菜1/8カットが99円のときは、単純に1個分の価格として考えると792円で気軽に買える金額ではなくなってしまいます。

野菜価格の高騰の場合、地面よりも上で育てられているもののほうが天候の影響を受けやすく、逆に土の中で育つ根菜類は影響を受けづらいのですが、ジャガイモやにんじんなどの価格も高騰することがあります。

できるかぎり家計に影響を与えないために、私たちはどのような買い物をすればよいのかを紹介します。


カット野菜やセット野菜の活用

スーパーやコンビニには「野菜炒めセット」や「鍋野菜セット」「カレーセット」のように、カットされた野菜があります。通常時期であれば生鮮野菜よりも割高ですが、市場価格がすぐには反映されない特徴から、野菜の種類や必要な量によっては割安になることもあります。

野菜が高騰している時期には、自分が必要とする野菜の種類と量をトータルで考えて、カット野菜やセット野菜も選択肢に入れて検討してみてください。またカット野菜などは刃を入れているので、生鮮野菜よりも傷みが早く、割引シールが貼られるのも早めです。お店の閉店間近や、翌日の早朝の時間帯は、さらにおトクに買うことができることもあります。すぐに使う場合は活用してみてください。

冷凍野菜の活用

カット野菜などと同様の理由から、冷凍野菜もすぐには市場価格が反映されません。野菜の種類は限られてしまいますが、冷凍野菜を使うことも検討してください。

「冷凍野菜は栄養価が心配」という人もいるかもしれませんが、冷凍野菜は栄養価が高い旬の時期に収穫して、瞬間冷凍をしているものが多いので収穫時から栄養価が落ちづらくなっています。

逆に生鮮野菜は収穫され流通を経てから家の野菜室で数日経過すると、時間の経過とともに栄養価が落ちていくことも知っておいてください。

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