はじめに

加工されている冷凍野菜の活用

キャベツの価格が高騰している時期にロールキャベツを作りたいと思ったら、冷凍のロールキャベツがおすすめです。一度冷凍されているので、キャベツの繊維が壊れていて味が染み込みやすくなり、時間もお金も節約できます。

またジャガイモの価格が高騰しているとき、料理によってはフライドポテト用の冷凍のジャガイモも使えます。コロッケやポテトサラダであれば少し解凍してから潰して調理を、肉じゃがやカレーにジャガイモを入れたい場合は煮込みの最後にフライドポテト用の冷凍ジャガイモを入れて、煮崩れせずにジャガイモを活用できます。

野菜保存袋や真空保存容器の活用

少し前の数字になりますが、2014年度の農林水産省「食品ロス統計調査」によると、世帯あたりの食品ロスの内訳は「野菜類」が47.7%と、食品ロスの5割近くを野菜類が占めているのです。せっかく買った野菜を傷ませてしまったりしてはもったいない。とくに野菜が高騰している時期は、買った野菜はしっかりと食べきることが大切です。

すぐにしなってしまう葉野菜は、野菜保存袋の活用もおすすめです。特殊加工されたポリ袋で、エチレンガスを減少する効果と抗菌効果で、野菜室に入れておいても長期保存が可能になります。

また食品保存容器や保存袋の中を真空にするグッズもあり、空気に触れる状態で保存しておくよりも酸化を抑えられ、長期保存ができます。

「野菜が高いから、同じものばかり食べている」となると、摂取できる栄養も限られてしまい、健康面で考えると望ましいことではありません。紹介したように野菜が高い時期でも、なるべく支出をおさえて野菜を購入する方法はいろいろありますので、ぜひ試してみてください。

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