はじめに

FPの視点で考える、休眠預金のデメリット

休眠口座になったとしても、いつでも引き出せるならそのままで良い、と思われるかもしれませんが、デメリットがあるとすれば、以下の通りです。

使用していない口座に対して、口座管理料がかかる銀行がある

【2年間、一度も取引が無い口座があった場合】
三井住友銀行  年間 1,100円
三菱UFJ銀行  年間 1,320円
りそな銀行 年間 1,320円

わずかな金額かも知れませんが、これは「もったいないお金」と言わざるを得ません。

そもそも口座を管理できていない

毎日、毎月のお金の流れの全てを管理・把握することは大変なことかも知れませんが、大事な自分のお金がどこで、どのように管理されているのか、分かっていない状態は望ましくありません。

例えそれが僅かな金額であっても、そのような体質はいつか大きな金額に影響することがあるとするなら、今のうちから整理をしておいて損はありません。

犯罪に使われてしまう危険性

いつも目の行き届いている口座であれば、異変があったらすぐに分かりますが、何年も触っていない口座が、何らかの犯罪に使われていたとすると、なかなか気づくのは困難です。


今回、解説をしたこの制度。

実は上記の政府発表の文書の中には、「本制度は我が国では前例のない、いわゆる『社会実験』である」と明記されています。

制度の効果検証が、いつの時点で、どのようになされるのか、現時点では分かりませんが、効果によって、私たちの社会生活がより良いものになるのであれば、よい実験と言えるかもしれません。

とは言え、そもそも眠っている自分のお金を上手く活用できていない、という事実は別問題です。制度の発令をきっかけに、もう一度、自分がどこの銀行に通帳を持っているのか確認をすることで、思わぬお小遣いが見つかるかも知れません。

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