はじめに

団体信用生命保険のメリットを知る

また、住宅ローンを組む際には団体信用生命保険に入るので、自分に万一のとき家族に住宅を残せるメリットがあります。親や夫や子どもなど、家を残したい人がいるかどうかも住宅ローンを組む際の判断材料になります。また、ここ数年、住宅ローンの団体信用生命保険は、保障の種類が広がっています。借りた人の死亡のみならず、病気やケガなどで働けなくなったときにはローンの返済が猶予されたり不要になったりする保障が付いたものもあります。その分、金利は高くなりますが、1人暮らしでも、あえて住宅ローンを組む選択肢もあります。

結婚相手との出会いなどご自身の人生の変化はもちろん、金利や住宅ローン控除、どんな団体信用生命保険を利用できるかを含めて、適切な判断ができるようアンテナを立てておきましょう。

住宅そのもの以外にも見るべきポイント

購入する住宅は築浅で、大手のデベロッパーなどが分譲した、戸数が多くて管理がしっかりしているものがいいでしょう。郊外の駅でも駅近なら資産価値を維持しやすいといわれています。購入したい住宅がある自治体がどんな都市計画を立てているかも確認しましょう。

また、額面年収から考えて、実際の手取りは記載されたものより多いはずです。収支をきっちり把握していないですよね。おこづかいの10万円は使途不明金でしょうか。年収が下がれば税金や社会保険料も減り、手取りの割合は増えますが、実質今よりも手取り収入は減るので、毎月のおこづかいの額を決めて、しっかり家計管理してください。

ご相談者のこれからの生活が充実したものであることを願っています。

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