はじめに
通信費の見直しでも5,000円節約できる
2021年は、大手キャリア3社が相次いで携帯料金の見直しを発表しました。おかげで従来の格安スマホも含めると、通信費の見直しの選択肢がずいぶんと増えたことになります。通信費は毎月の大きな固定費となりますから、携帯電話の料金プランを今すぐ見直していきましょう。
機種代がまだ残っているのは仕方ないとして、契約プラン月額7,000円は、月額2,000円程度まで引き下げられる可能性大です。いま、各社がこの価格帯のプランを出しているので、携帯会社に相談してみてください。
年間120万円の貯蓄も可能に
ここまでで、保険料から6万2,000円、通信費から5,000円で合計6万7,000円の見直しができました。ここに現在の貯蓄額1万5,000円を加えると、毎月の貯蓄可能額は8万2,000円になります。8万2,000円×12か月=98万4,000円になります。
ボーナスは年間70万円ありますが、ボーナスからの貯蓄は年間20万円です。ボーナスのうち50万円の使い道が見えていないため何とも言えませんが、ここはあと1万6,000円程度節約を頑張っていただいて、ボーナスから年間21万6,000円の貯蓄をすると、1年間で120万円の貯蓄ができるようになります。
現在の貯蓄残高は120万円あるので、これには手を付けずに残高を維持してください。そして家計の見直しで積み増しのできる貯蓄については、いま150万円ある医療ローンの返済に充てていきましょう。ローンには通常金利がかかるため、このローンを早期に返済していくことが、返済総額の負担軽減につながります。繰り上げ返済のルールを調べてみてください。ボーナスを含めたお金の使い道をもうちょっと見直せば、2023年いっぱいでローンを完済できるかもしれません。あと1年頑張って、2023年を負債ゼロでスタートできることを目指してみましょう。