はじめに

何が違う?選び方は?

どのファンドも信託報酬が低く、実質コストそれほど高くはありません。リターンについても大きな差はほとんどありません。

ただし、投資対象が約3,000社のeMAXIS Slim全世界株式は、大型株を中心に投資しているので比較的安定感があるともいえます。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動を目指すSBIと楽天は約9,000社に投資していることから、先進国やフロンティアの小型株にも投資することになります。小型株の方が将来的にリターンが大きくなるというアノマリー(証明はできないが、株価変動のよくある傾向のこと)を狙う場合や、分散効果を狙えるとも言えます。

今後、10年後20年後30年後の世界の情勢はどのようになっているかわかりませんが、アジア・アフリカを中心に人口が増え、さらに世界のGDPは成長することが予測されます。どのファンドでも、この世界経済の成長をまるごと自分のものにする投資対象として十分な成果をもたらす可能性があります。全世界型の投資信託を投資対象として検討してみてはいかがでしょうか?

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