はじめに
それぞれのタイプ、どんな対策をすればいい?
4つのタイプのうち、3つは仕事、生活に問題が生じることもしばしば。それぞれのタイプの問題を解決するためにはどうすればいいか、小林教授にアドバイスいただきました。
1.「いきいき能力発揮タイプ」:交感神経と副交感神経が両方とも高い
●問題
「この状態は最もベストな状態です。とくに問題はありません」
●対策
「今の状態を崩さず、キープしましょう」
2.「がんばりすぎタイプ」:交感神経が高くて、副交感神経が低い
●問題
「交感神経のアクセルばかり踏んでいる状態が続くと血流が悪くなり、免疫力が低下し、病気などの体調不良になりやすくなります。仕事や家事、勉強などの結果が伴わないこともあるでしょう」
●対策
「ずっと緊張した状態が続いているので、癒し効果のある音楽を聴くといいでしょう。」
小林教授の本『自律神経を整えるCDブック』(アスコム)もおすすめです。
3.「のんびりタイプ」:交感神経が低くて副交感神経が高い
●問題
「注意力散漫で不注意なミスを起こしがち。うつ病に陥りがちな傾向もあります」
●対策
「交感神経を高めるには、適度な運動、例えばウォーキングなどをするといいでしょう。また入浴時に冷たい水を手足にかけることもおすすめします」
4.「ぐったり無気力タイプ」:交感神経と副交感神経が両方とも他低い
●問題
「アクセルもブレーキもレベルが低く、働きが落ちているので、車と同じように、ちょっと動かしただけで疲弊してしまいます」
●対策
「交感神経と副交感神経、どちらも高くするのにおすすめなのが、ぬり絵。集中力が増し、血流もアップするので、体全体の働きも高まります。楽しく自律神経を整えることができますので、お試しください」
小林教授の『自律神経を整えるぬり絵』(アスコム)もチェックしてみましょう。
自分に近いタイプの対策をチェックして、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
できるだけ自律神経のバランスを良くして、快活に仕事や生活に励みたいものですね。
『自律神経を整えるCDブック』 小林弘幸 著
累計130万部以上の自律神経が整う人気シリーズ。医学的な根拠に基づいて作られたCDは、自律神経のバランスを整えるためにおすすめ。