はじめに

夫婦で目標をたてるために徹底的にライフプランを話し合う

ライフプランという言葉があります。これは、言葉通り「人生の計画」で、今から死ぬまでの人生を、どんなふうに過ごしていきたいか、やりたいことは何か、どんなことが起こるかという事柄で、家計管理や貯金の計画をする上で、大事な考え方となります。

「長い目で見てどう過ごしていきたいか」という思いは、人によって異なり、夫婦と言えどもお互い知らないもの。たとえば、今は育児や感染症への不安から働くことに後ろ向きな妻も、もしかしたら「子どもが手を離れたら働きたい」と思っているかも知れませんし、経験からなんらかの理由で、外で働くこと自体に抵抗があるのかも知れません。お金が足りないから働くのは恥ずかしい、と思う方もいるみたいです。

1歳のお子様がいらっしゃる今は、日々の子育てと家事に追われ、働くなんて考えられない時期でもあります。そんな時期に「働いて欲しい」と言われること自体に、抵抗を感じている可能性も少なくありません。

そこで、まずやって欲しいのは徹底的にライフプランを話し合い、互いの思いや価値観を伝え合うこと。ご相談者夫妻の場合は、具体的には次のようなテーマがあげられます。

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注意してほしいこと

話し合う際に注意して欲しいのは、「それは無理だよ」とか「今の現状分かってる?」などと相手の思いを否定しないこと。そうならないために、話し合う前に、互いに紙に書き出して見せ合うと良いでしょう。そしてどう感じても、何も言わずに相手の思いを受け止め、「どうしたらお互い実現させられるか一緒に考えよう」と言うことがとても大切です。住まいについても、ご夫婦の思いとして2,000万円の平屋を考えているかどうか、本音で思いを伝えあうことで、目標を明確にしていけます。

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