はじめに

不安を和らげるためにできること

コロナ禍で行事の縮小や制限された学校生活が続く中で、学校だけの学びは限界もあります。子どもの考える力や書く力を育む教室『作文教室コロコト/こころtoことば』を運営する麻生さんは、「学校以外に学びの場を広げることは大きなメリットがある」と言います。

「コロナ禍では、言葉にできない不安や気持ちの揺らぎ、心身の不調を抱える子どもたちが多くいます。大人より子どものほうが変化に順応する逞しい面も見られますが、マスク生活でのディスコミュニケーションや混沌とした社会や保護者の不穏な様子を感じ取っている印象です。学校行事など少人数や分散で進める学校では自分の未来像を描き辛く、ロールモデルを見つけづらい問題もあります。そのため、学年や年齢の異なる子どもたちが一緒に学べる環境に参加することは健全な成長欲求の源となるでしょう」(麻生さん)

また、麻生さんはコロナ禍で学校生活に閉塞感が生まれやすいからこそ「学校だけが世界ではない」と家庭で教えることが大切だと話します。

「親せきや地域のコミュニティ、さらに習い事や郊外活動など、感染対策に注意しながら信頼できる大人との繋がりを作り、学校や親子関係以外に“逃げ場”となる居場所を持つことは、子どもの視野を広げます。学校以外の学びの場は学習面だけにとどまらない子どもの心身の成長に貴重な役割を果たすはずです」(麻生さん)

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