はじめに
「積み切り」契約には注意が必要
引っ越し業者との契約条件の中で「積み切りなら少し安くできますよ」と話があることがあります。積み切りとは1回に積みきった量の荷物だけで、残ったものは運びませんよ、というものです。
もしも積み切りで契約をした場合は、必ず「大きい荷物を先に積んでください」とお願いしましょう。残ってしまったものがダンボール箱程度であれば、自家用車や小さなレンタカーで自力で運ぶことができますが、大きな家具を残されてしまったらそれを自力で運ぶために大きな車をレンタルしなくてはならず本末転倒なことになります。残念ながらこれは若かりし頃の経験談です。
曜日、暦、時間帯で引っ越し料金は変わることも
引っ越しを希望する人が多い土日や大安など良い日は、やはり人気があり、業者によっては高い料金を設定しているところもあります。また朝の一便はスタート時間がはっきり分かりますが、二便はスタート時間がわからないため料金が多少安くなります。しかし本当にわからないので、場合によっては暗くなってから引っ越しが始まることも。時間帯が決まっている場合などは注意が必要です。
壊された、傷つけられたは、遠慮せず引越し業者に
引っ越し業者もプロとはいえ人間です。気をつけていても物を破損してしまったり、壁に穴をあけてしまったりもあります。業者によってははじめから「雑だなぁ」と感じるところがあるのも事実です。
物を壊されてしまったり、建物を傷つけられてしまった場合は遠慮せずに、引っ越し業者に連絡をいれましょう。引っ越し業者も保険に入っているので、対応してもらえます。しかし業者によっては、なかなか対応してくれないところも。その場合も毅然とした態度で直してもらうようリクエストしましょう。対応をしぶる人に交渉するのは労力がいることです。諦めてあとで自分で直そうとすると万単位のお金がかかることもあるので、勇気を出して交渉をおすすめします。
引っ越し後、早いうちに、チェックしましょう。
引っ越し代金をクレジットカードで支払う
数十万単位になる引っ越し料金で、クレジットカードの限度額を超えてしまっても、あらかじめクレジットカード会社に連絡をし、日付と金額と引っ越し料金の支払いである旨を言っておけば、支払える場合があります。
料金が高額になるならなおのこと、クレジットカードで支払いをして少しでもポイントを貯めましょう。
何かとお金がかかる引っ越し。無駄な支払いをしないで済むか否かは、事前に知っている情報によるところが大きいものです。損をしないためにも、ぜひいろいろと情報を仕入れてから引っ越しを検討してください。