はじめに

株式や債権と連動しにくい投資商品(1):REIT(不動産投資信託)

REITとは、「Real Estate Investment Trust」の略で、不動産投資信託を意味します。1960年にアメリカで生まれ、2000年より日本でもこの仕組みが取り入れられ、頭にJAPANの「J」をつけ「J-REIT」と呼ばれています。

投資家から集めた資金を国内外の住宅やオフィスビル、商業ビルやホテルなどの不動産に投資し、賃料収入や物件の売却益で得た収益を投資家に分配する投資信託です。

REITのメリットは、

・少額で投資が出来る
・多額の資金を使って物件を保有することなく、不動産投資が出来る
・NISAを使って投資が出来る
・インフレに強い(と言われている)

逆にデメリットは、

・自然災害などに巻き込まれた場合、不動産収入が減少したり、不動産価値が損なわれる
・コロナショックなどで人の流れが止まった時、ホテルやショッピングセンターの売上(価値)に影響する

いずれにしても、株式の価格変動と相関性が低い ため、リスクヘッジとして非常に有効な投資先の一つといえます。

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