はじめに

株とはそもそも何なのか?

投資の選択肢のひとつとして、今回は株式投資についてお伝えします。

株式とは、企業の資金調達手段の一つです。株式会社の資本の構成単位で、企業が直接市場から資金を調達するために発行した有価証券のことを株式と言います。そのため、株式を保有することは、その企業にお金を出して間接的に経営に参加することを意味するのです。会社が成長すれば株式をほしい人も増えていき、株価も上がります。

日本企業の株はもちろん、近年はAppleやAmazon、コカ・コーラなどの米国株、中国やインドといった新興国株など、海外企業にも個人が投資できる環境になっています。

株主になるメリットは、主に3つあります。

(1)株価が上がれば売って差額を利益にできる
(2)株主配当が受けられる
(3)株主優待が受けられる(日本企業のみ)

株価が上がれば売って差額を利益とすることも可能ですし、保有を続けて企業の利益の分配である配当金を受け取ることもできます。また、株主へ割引券や優待券、食料品などを株主優待として還元する企業もあります。

さらに株式市場は世界の情勢や政治など、あらゆるものに影響を受けるため、株式投資を始めると、色々なニュースが気になって調べる意欲がわいたり、業績を把握するために決算や会計の読み方を調べるなど、知識が増えるというメリットもあります。

デメリットは会社の業績悪化などで株価が下がったり、優待や配当がなくなったり、倒産する可能性があることです。株式はあくまで投資なので、投資した資金(元本)が保証されるものではありません。出来る範囲の金額で投資することを心がけてください。

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