はじめに

支出の見直しのポイント

支出は、各費目の金額だけに注目して過多を判断するのではなく、今の生活において必要な支出かどうかを基準に見直していきましょう。スマホ代などは、使い勝手を変えずとも、業者を変更するだけで利用料を下げられることが多いですし、生命保険も必要な保障に見直せば、保険料が安くなるということもあり得ます。

水道光熱費は、使い方そのものを見直す必要がありますが、節水シャワーヘッドなどの節約用品を使うことで下げられることもあります。

相談者様のご家庭では、何が必要で不要だと思えるのか、何に妥協できるのか、一度ご家族で話し合ってみてもよいかもしれません。

「収入があるから、今払えるから」でやり過ごすと、将来的に思いがけない困りごとに突き当たるかもしれません。投資だけでなく毎月の収支にも目を向け、より効率よくお金を使い、貯められるようになりましょう。

投資も貯金も、お金の使い方も、何事もバランスが大切です。一度客観的な目線で、見直しをされると、よりよい状況を作ることができるでしょう。

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