はじめに

健康保険証として使うメリット

これまでの健康保険証も今までどおり使えるのですが、マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、次のようなメリットがあります。

■就職、転職、引越しをしても、マイナンバーカードを健康保険証として使える
人生の節目には健康保険証の切り替えが必要になるもの。しかし、マイナンバーカードを利用していれば切り替えが不要になります。

■自分の医療費の情報を確認できる
医療費をいつどこでいくら支払ったかなどの情報を閲覧・確認できます。

■健診や薬の情報も確認できる
自身の健康管理にも役立つうえ、本人の同意があればこれらの情報を医療機関に提供することも可能。よりよい医療につながると期待されています。

■限度額適用認定証が不要に
高額な医療費がかかったときに、支払いをはじめから高額療養費制度の限度額にできる「限度額適用認定証」が不要に。一時的に高額な医療費を立て替える必要がなくなります。

【参照記事】
マイナンバーカードの健康保険証の利用申込みで7500円分もらう方法、でも初診時は21円高くなる?

公金受取口座を登録するメリット

緊急時の給付金のほか、児童手当、年金、所得税の還付金など、幅広い給付金などを受け取るために活用できるようになる予定です。給付金の申請手続をするときにも、口座情報を書いたり、通帳の写しなどを添付したりしなくてよくなります。

ただし、省けるのは口座情報を書く、通帳の移しなどを添付するといった手間だけで、各種給付金の申請手続きそのものは今後も必要となります。

【参照記事】
マイナンバーと「公金受取口座登録」連携で7500円分マイナポイントをもらう方法、具体的なやり方は?


マイナンバーカードは、今の暮らしをより便利にするために役立てられています。国民に広く行き渡ることが、今後のサービス向上にも繋がるので、この機会に取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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