はじめに
遺族年金の手続きの手順
遺族年金を受給するための手続きは、お近くの年金事務所または街の年金センターで行います。分からない場合は、ねんきん定期便に乗っている電話番号に電話しても教えてくれますし、日本年金機構のWEBサイトから探していただければよいでしょう。
手続きの際には、以下の必要書類を提出します。もし不安であれば、万が一の心配が出てきた時に事前にリストアップしておくとよいでしょう。
◆年金請求書(国民年金・厚生年金保険遺族給付)様式第105号
◆ご相談者と夫の年金手帳
◆亡くなられた方の戸籍謄本、または法定相続情報一覧図の写し(※死亡者と請求者の続柄および請求者の氏名・生年月日の確認)(※戸籍謄本は受給権発生日以降で提出日から6カ月以内に交付されたもの)
◆世帯全員の住民票の写し
◆死亡者の住民票の除票(※世帯全員の住民票の写しに含まれている場合は不要)
◆請求者の収入が確認できる書類(※マイナンバーの記入があれば不要)
◆子の収入が確認できる書類(※マイナンバーの記入があれば不要)
◆市区町村長に提出した死亡診断書(死体検案書等)のコピー
◆請求者本人名義の受取先金融機関の通帳等
心配な場合は事前にプロに相談を
書類の数が多く大変に感じるかもしれませんが、いずれも自治体で入手できるものになります。ただし、手続きを開始してから実際に受け取れるまでは一般的に2カ月前後の期間が必要となるので、ご注意ください。
もし手続きが大変そうであれば、社労士などに依頼することで諸々の手続きの代行の依頼をすることも可能です。ご自身で自治体や年金事務所に相談しながら手続きを進める人が多いかとは思いますが、夫のご事情もありますので、あまりにも心配な場合には、有償で社労士などに手続きを頼んでおき、連絡先を共有しておくと安心かもしれませんね。
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