1億5000万円と不動産を息子2人に相続させたい56歳会社役員、ベストな方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、56歳の会社役員の男性。2人の息子に約1億5,000万円の資産と不動産を相続させたいと考えています。相続税を無駄にしないベストな方法はあるのでしょうか。公認会計士・税理士の伊藤英佑氏がお答えします。
「私にもしものことがあったら夫はいくら遺族年金を受け取れる?」54歳パート妻の心配
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳、パートの女性。自分に万が一のことがあった時、自営業の夫がいくらくらい遺族年金を受け取れるのか知りたいと言います。また、夫は窓口対応が苦手なため、できる対策を講じておきたいとのこと。公認会計士・税理士の伊藤英佑氏がお答えします。
60代夫婦「高齢になって資産管理ができなくなるのが不安」今やっておくことは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、60代のご夫婦から。高齢になるにつれ資産の管理ができなくなることに不安を感じているといいますが、いざという時に困らないために、今からやっておくべき対策は? 公認会計士・税理士の伊藤英佑氏がお答えします。
転職で一度退職金をもらった57歳会社員。iDeCoで損をしない受け取り方は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、57歳・会社員の女性。44歳からiDeCoに加入している相談者。46歳の時に、転籍により一度退職金を受領しているため、節税になるiDeCoの受け取り方を知りたいといいます。税理士の伊藤英佑氏がお答えします。 57歳、個人事業の従業員です。28歳に入社し46歳のとき転籍となり、退職金を570万受領しています。個人事業の従業員で国民年金しかないため、44歳からiDeCoで6万5,000円積み立てし、60歳では1,600万くらいにはなりそうです。60歳で退職金は150万見込みです。60歳から65歳までは毎年の契約で賞与も退職金もありません。その他、55歳から65歳は個人年金保険で毎年90万くらい受けとっています。この場合の、60歳以降の節税になる受け取り方が知りたいです。転籍のため退職金控除の年数が14年しかなくなってしまい、iDeCoとの計算の仕方が複雑でよくわかりません(いろいろ検索はしましたが理解できませんでした)。学生時代の国民年金未納がある
不動産に株式に投資信託…資産が多岐にわたる場合、相続手続きの負担を減らすには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。不動産や株式、投資信託など、複数の資産を持つ相談者。自分にもしものことがあったとき、相続手続きが複雑になるのを心配しています。よい方法はあるのでしょうか? 税理士の伊藤英佑氏がお答えします。投資用マンションや株式、投資信託、iDeCo、生命保険、金積立など分散投資をしていますが、自分が亡くなって相続する場合に、相続する側は複雑で手続きが大変になると感じています。将来的にはまとめるか、現金化するのが良いと考えておりますが、良い方法がありましたら教えてください。※離婚しており、15歳の子どもが1人います。※投資用マンションを2部屋ローンで購入したら、借り入れが多くなり自己所有のための住宅ローンが組めなくなってしまいました。【相談者プロフィール】・男性、40歳、会社員、離婚・同居家族について:離婚したため、現在はなし。子ども(15歳)とは別居・住居の形態:賃貸(神奈川県)・毎月の世帯の手取り金額:30万円・年間の世帯の手取りボー
年商1000万の41歳フリーウェブエンジニア「法人化したほうが社会保険料はお得?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、フリーランスウェブエンジニアの男性。1年ほど前からフリーで活動されている相談者。会社員時代の健康保険組合の任意継続期限が切れたのちに、法人化して社会保険と厚生年金に加入するか、個人事業主のまま国民健康保険+国民年金に加入するか迷っているといいます。税理士の伊藤英佑氏がお答えします。 1年ほど前からフリーランスでWEBエンジニアをしております。現在は前職の会社員時代の健康保険組合に任意継続で加入しておりますが、加入期限が最大2年となっており、このまま行けば1年後には国民健康保険に加入することとなります。そこで法人成りして社会保険と厚生年金に加入するか、このまま個人事業主のまま国民健康保険+国民年金にするか迷っております。社会保障関連でメリットが有る一方で、万が一事業をやめて会社員に戻る場合は廃業手続きが大変そうというイメージもあり躊躇しています(現時点では戻るつもりはありませんが)。法人化するとしたら以下の概要となります・従業員は自分ひと
総資産2億超えの52歳会社員「娘に有利に生前贈与したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、52歳、会社員の男性。2億を超える金融資産をお持ちの相談者。今後、娘さんに有利に生前贈与していきたいといいますが、どのような方法があるのでしょうか。公認会計士・税理士の伊藤英佑氏がお答えします。52歳、会社員です。1人娘の結婚や孫誕生のタイミングで、金融資産を有利に生前贈与していきたいのですが、どのような方法がありますか。【相談者プロフィール】・男性、52、会社員、既婚・同居家族について:妻(52)専業主婦、長女(23)会社員・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:100万円・年間の世帯の手取りボーナス額:300万円・毎月の世帯の支出の目安:45万円【毎月の支出の内訳】・住居費:23万円・食費:5万円・水道光熱費:2万円・保険料:2万円・通信費:1万円・お小遣い:5万円・その他:7万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:50万円・ボーナスからの年間貯蓄額:200万円・現在の貯蓄総額:1億3,000万円・現在の投資総額:1億円・現在の負債総額:0円
アラフィフ子なし夫婦「甥っ子に資産を譲るにはどんな方法がある?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、49歳、会社員の女性。子どもがいない相談者夫婦。甥っ子に資産を譲りたいと言いますが、どのような方法があるのでしょうか? FPの伊藤英佑氏がお答えします。子なし夫婦です。甥っ子に資産を譲るために今からしておくことは何でしょうか。【相談者プロフィール】・女性、49歳、会社員、既婚・同居家族について:夫(53歳)は同じ会社。月収、夫婦それぞれ70万・子どもの人数:なし・住居の形態:持ち家(戸建て)義父の土地に家を建てています。ローン無し。・毎月の世帯の手取り金額:140万円・年間の世帯の手取りボーナス額:800万円・毎月の世帯の支出の目安:50万円【毎月の支出の内訳】・住居費:なし・食費:15万円・水道光熱費:3万円・教育費:なし・保険料:5万円・通信費:3万円・車両費:3万円・お小遣い:20万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:30万円・ボーナスからの年間貯蓄額:300万円・現在の貯蓄総額:3,500万円・現在の投資総額:0・現在の負債総額:0
インボイス制度導入、免税事業者は課税事業者になるべきか?
免税事業者のままでいるとどうなるのか
2023年に導入される「インボイス制度」。すべての事業者に関係するものですが、特に免税事業者であるフリーランスや小規模法人には大きな影響が出てくる見通しです。前回の記事では、大まかな仕組みを解説しましたが、今回はそれを踏まえた上で、免税事業者のままでいた方がいいのか、それとも課税事業者になるべきか、それぞれのメリットとデメリットをあげて解説をしていきます。
中小企業の免税事業者が割を食う?インボイス制度導入が及ぼす影響
消費税の仕組みから制度を解説
2023年(令和5年)10月1日から「インボイス制度」(正式名称は「適格請求書等保存方式」)が導入される予定です。インボイス制度は、すべての事業者に関係するもので、特に、免税事業者であるフリーランスや小規模法人には大きな影響が出てくる見通しです。免税事業者とは、主として年間売上1000万円以下などの一定の要件で、消費税の納税を免除されている事業者のことです。一方、課税事業者は、消費税の預かりと納付を通じて消費税を納税する義務を負う事業者のことをいいます。インボイス制度の仕組みや、導入によってどんな影響がでるのかについて2回に分けて解説をしていきます。
夫名義のマンション、離婚時の財産分与で妻の持ち分はどうなる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、現在、夫との離婚を考えているという32歳の女性。結婚後に夫名義で購入したマンションの持ち分は、離婚するとどうなるのでしょうか。FPの伊藤英佑氏がお答えします。結婚後に夫名義でマンションを購入しました。住宅ローンは夫が全額返済しています。その場合でも、離婚時には共有財産にあたりますか。実質、夫が負担しているので、取り分は「夫:10、妻:0」となるのでしょうか。現在、離婚を検討しています。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、32歳、既婚(夫:32歳)、子供なし・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の世帯の手取り金額:55万円・年間の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:40万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:15万円・現在の貯蓄総額:600万円・現在の投資総額:350万円・現在の負債総額:3000万円(住宅ローン)
「孫3人に400万ずつ贈与したい」教育資金一括贈与の使い方
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の孫へ教育資金の贈与を考えている60代の男性。非課税制度を活用したいけれど、使い勝手がわからないといいます。FPの伊藤英佑氏がお答えします。教育資金の贈与が1500万円まで非課税になる制度は、どのように使えば良いのでしょうか。 未就学児の孫が3人います。 それぞれに400~500万円ずつ渡したいと考えているのですが、渡し方がわかりません。一度に渡すと別のことに使われてしまうのではないか、孫に渡すよりも親である子供にまとめて渡すことができれば本当に困ったときに使えるかもしれないなどと考えると、使い勝手がよくわかりません。ご教示いただけますと幸いです。〈相談者プロフィール〉・男性、60代前半、既婚、子供2人
35歳男性、父親の資産管理会社から家賃補助は受けられる?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は35歳の男性。複数の不動産を保有する父親から、資産管理会社を設立したら、家賃補助という名目で資金援助ができるといわれたといいます。はたして問題ないのでしょうか? FPの伊藤英佑氏がお答えします。父親が複数の不動産を所有していて、相続税対策のため資産管理会社の設立を検討しています。父親から賃貸に住んでいる場合は、資産管理会社から家賃補助という形で援助ができると聞きました。本当でしょうか。相続を真剣に考え始めていますが、気をつけるべき点があれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、35歳、既婚、子供1人(3歳)・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:50万円・毎月の支出目安:25万円・貯金:1000万円
義父から安く譲り受けた都内の土地、贈与税を抑える方法は?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、義理の父親から本来よりも安い価格で都内の土地を譲り受けようとしている30代の男性。そもそも、従来の半額以下の価格で親族間で売買することは可能なのでしょうか。また、贈与税がかからない方法で土地の売買をすることはできるのでしょうか。FPの伊藤英佑氏がお答えします。妻の両親が都内に土地を所有しており、その土地を私達に譲ってくれるという話をもらっています。相談した結果、1000万円程度(それでも従来の土地価格の半額か、それ以下です)をこちらが支払おうと思っています。有償になった理由としては、義理の両親の方でも多少のお金が必要であったためです。ただ、今は私が1000万円をすぐに用意できるわけではないので銀行から借りる必要があるのですが、以下の3点について可否や詳細を教えていただけないでしょうか。1.そもそも義理の父親の土地を購入する目的でローンを組むことができるのか2.本来の価格よりも安い値段で義理の息子に土地を売ることができるのか3.またそれらのやりと
父親の前妻の子に財産を相続させたくない!取るべき手段は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は伊藤英佑氏がお答えします。相続税(あるいは贈与税)について教えてください。私の父には、前妻との間にもうけた息子がおり、長年絶縁状態でした。しかし、最近になって、生活に困窮したのか、父を頼りにして連絡がくるようになりました。現在のところ突っぱねているのですが、父は「自分が死んだときにその息子に財産が渡るのが嫌だ」と言っており、全資産を今の妻(=私の母)、あるいは私に譲りたいと考えているようです。全資産といっても、時価1000万円程度の持家と数百万円程度の現預金なので大きな金額ではないですが……。 資産が一切渡らないようにするためには、どのような手順を踏むのが最適でしょうか。生々しい話で大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、20代後半、独身
親から相続した財産を息子に引き継ぐ、40歳からの相続税対策
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する伊藤英佑氏がお答えします。私はサラリーマンとして年収400万円程度、個人事業主として年間200万円程度の収入があります。その他、親から相続した賃貸不動産が4戸あり、年間300万円の家賃収入があります。この親から引き継いだ家賃収入があるおかげで、貯蓄は順調に増えています。現在、家賃収入はすべて貯蓄に回せています。しかし、将来的に子供に財産を相続させる際の相続税が心配です。今後、生活水準を上げるつもりはありませんし、65歳まで働き続けるつもりです。物件の空室状況により、変動すると思いますが、このままいくと金融資産だけで長男に1億円以上を相続させることになりそうです。なにか有効な相続税対策はありますか。〈相談者プロフィール〉・男性、40歳、既婚(妻:40歳・専業主婦)、子供1人(10歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:65万円・毎月の支出目安:35万円・貯金:8000万円・投資:200万円
相続放棄をするのはどんな時?30代で祖父の遺産を相続
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する伊藤英佑氏がお答えします。祖父が亡くなり、相続についてのご相談です。資産価値500万円程度の家とその宅地が残されました。祖母はすでに死去、子どもは、長男と長女の2人です。長男が私の父で既に死去。長女は私の伯母で健在です。私の母は健在で、私は、姉、弟の三人兄弟です。伯母や私の姉弟と話し合い、私が墓の管理とセットで祖父の資産すべてを相続することに口頭で決めました。私以外は相続放棄してもよいと言っています。揉めるような仲でもなく、相続放棄は必要ない分、分割協議書でよいと考えていますが、何か懸念はありますか。また、もし姉弟が相続放棄した場合、私や私の妻子が海外勤務などで万が一事故などで死去した際、母が死去した後は誰も相続者がいないことになるのでしょうか。田舎で本家のため、家が絶えるのを気にしています。〈相談者プロフィール〉・男性、30代後半、既婚
75歳父の遺言書、自筆で作成しても法的効力はある?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する伊藤英佑氏がお答えします。父親は現在75歳ですが、この前帰省した際に相続の話が出ました。今のうちに遺言作成などをやっておきたいようなのです。私は二人兄弟で、二人とも東京に出てきており、戻る予定はありません。実家を処分した後、資産としては500万~600万円も残らないと思っています。さほど資産が残らないとなると、たとえば金融機関などに依頼する遺言作成のお金がもったいなく感じます。ただ、父親が自分で書いて、判子を突いても意味があるのでしょうか。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、40代前半、既婚、子ども1人・職業:会社員