はじめに
一般墓の平均価格158.7万円、樹木葬の平均価格69.6万円
もちろん、1例です。同じ墓に入る人が多ければ、それだけ年間の維持費が多くなります。また、墓石の大きさやデザインでも価格は変わります。13年間は個別埋葬ですが、13年後は合祀になります。年間の維持費を支払うことで、個別の埋葬期間を最大33年間に延ばすこともできるそうです。
ちなみに、鎌倉新書の調査によると一般墓の平均購入価格は158.7万円、樹木葬の平均購入価格は69.6万円です。(前述の樹木葬のシミュレーションは、夫婦2人の場合を計算したので、2倍の価格になっています)。
いずれにしても、一般のお墓よりも墓石が小さいので安くなります。それだけではなく一般のお墓は後継する人がいなければ、2人が亡くなったあと、墓じまいには別途費用がかかります。樹木葬だとその心配は不要です。
そう考えると、13年経てば土に還るのもいいのかな、と思ってしまいます。とはいっても、お墓は、個人の考え方や、夫婦の考え方が重要です。
また、「夫と同じ墓に入りたくない」なんて思っている妻には、もしかしたら、樹木葬はいいかも知れませんね。
お寺との相性も大切
最後に見学した樹木葬は仙川にありましたが、その時には住職から直接、お話しを伺うことができ参考になりました。お墓選びの時には、お寺の考え方もしっかり聞いておくのも大切だと感じたのです。
もちろん宗派は問わないのですが、供養のときや、管理の仕方・考え方はお寺によって異なります。そして、お寺との相性もあります。見学に行ったときには、住職とお話しをしてみるのも大いに参考になります。
まだまだ先のこととは思いますが、これを機会にお墓のことも考えてみてはいかがでしょうか。