はじめに
金融リテラシーをつけるには、公的機関の情報から見てみる
では、「金融リテラシー」を身につけるには、どうしたらよいのでしょうか。
WEBにはたくさんの情報があふれていますが、じつに玉石混交です。偏りがあったり、特定の商品を買うために書かれていたりといったケースも多いので要注意です。
しかも、金融リテラシーが低いうちは、どれが正しい情報なのか見分けがつかないことも多いでしょう。
そんなときは、公的機関の情報を見て学ぶのがおすすめです。WEBで無料で見られるものがたくさんあります。
たとえば、金融庁のHPにて、高校生向け授業動画「高校生のための金融リテラシー講座」があります。
金融庁「高校生向け授業動画・教員向け解説動画」
2~20分ほどの動画が数本ありますので、少しずつ見ていくのもいいと思います。
また「基礎から学べる金融ガイド」という家計管理から生活設計、預貯金、株式、保険など、基礎情報をしっかり学べるPDFも、金融庁が作成しています。
公的機関のサイトなら、まずは偏りのない情報を手に入れられるのでおすすめです。
雑誌のマネー特集や、マネー本を1冊読むのも手
筆者は他にも、雑誌のマネー特集をおすすめしています。自分の世代やライフスタイルなどにあった雑誌を選べば、自分の生活習慣や考え方にあったマネー情報が掲載されていて、楽しく理解できるからです。
最近は、雑誌でマネー特集を組まれることが大変増えていますので、ぜひ手に取ってみてください。
また、初心者向けのマネー本を1冊、読んでみることも効果的です。
雑誌やWEBの情報は、スペースなどの関係上、特定ジャンルに絞られがちですが、幅広く情報が網羅されている書籍を1冊通して読めば、お金情報の全体を俯瞰してみることができます。
興味が出たら、さらに2、3冊と読んでみることで理解が深まるでしょう。さまざまな著者の共通意見をつかみとることもできます。
今回は「金融リテラシー」の重要性についてお伝えしました。金融リテラシーを身につけることは、資産アップや万一の時の備えなどにつながり、自分の身を守り、豊かな生活につながります。ぜひ自分のために、少しずつ身につけてみてください。