はじめに
国税のPay払いの3つの注意点
国税のPay払いは便利な反面、注意しておきたいこともあります。
国税のPay払いの注意点1:スマホアプリへのチャージが必要
スマホ決済の支払い方法には、銀行口座やクレジットカードなどからチャージしたお金を支払う方法と、スマホ決済に紐づけたクレジットカードから支払う方法があります。しかし、国税のPay払いは、チャージしたお金を支払う方法(アカウント残高を利用した支払い方法)しか利用できません。国税をPay払いするならば、事前に対象のスマホアプリにアカウント登録し、残高にチャージしておかなければなりません。
国税のPay払いの注意点2:利用上限金額は30万円
国税のPay払いで納付できる利用上限金額は30万円となっています。また、利用するスマホアプリの設定によっては上限金額があるため、より少ない金額が利用上限金額となる場合もあります。
クレジットカード払いは1,000万円未満まで納付できることを考えるとずいぶん少ないと思われるかもしれません。税金によっては、30万円を超えることもあるでしょう。その場合は、Pay払いは利用できないので注意しましょう。
国税のPay払いの注意点3:領収書は発行されない
国税のクレジットカード払いでも同様なのですが、Pay払いで国税を納付しても、領収書は発行されません。Pay払いで納付した内容は「納付手続の完了」画面から納付内容をダウンロードするか、「納付情報の入力」画面で登録したメールアドレス宛に届く納付手続完了メールを見ることで確認できます。納税証明書は納付日の約1週間後から納税証明書が発行できるようになります。
Pay払いで納付した場合は、領収証書は発行されませんので、領収証書が必要な場合は金融機関等の窓口やコンビニエンスストアにて納付するようにしましょう。
2022年12月1日に国税庁のウェブサイト で「国税スマートフォン決済専用サイト」がオープン。合わせてスマホアプリ納付Q&Aも公開される予定です。国税を自分で納める予定のある方はぜひチェックしてみましょう。いずれにせよ納める必要のある国税です。国税のPay払いが少しでもお得・便利になるのであれば、ぜひ活用しましょう。