はじめに
11月28日週「相場の値動き」おさらい
ダウ平均は月間で1856ドル上昇と、2ヵ月連続での上昇となりました。主要3指数が揃って上昇しています。日経平均も月足で2ヵ月連続陽線です。
今週はパウエル議長のワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所での講演が注目されましたが、パウエル議長はインフレは依然として高すぎるとしたものの、利上げペースの減速が理にかなうとしており、利上げペースの減速時期は早ければ12月の会合になると述べた模様です。
直近でFRB高官はタカ派的な発言が多かったこともあり、今回のパウエル議長の発言に対する警戒感がありましたが、それが和らいで買い安心感、買い戻しに繋がったようです。
12月2日(金)の日経平均株価の終値は前日比448円18銭安の2万7,777円90銭と反落。先週末11月25日(金)の日経平均株価は2万8,283円03銭でしたので、週間では505円13銭の下落となりました。
雇用統計の結果を受けて来週の値動きがどうなるのか、クリスマスラリー、掉尾(とうび)の一振につながっていくのか注目です。
※編注:初出時に誤字がありました。