はじめに
洗濯槽クリーナーを使うときのポイント
・手順をよく読む
当たり前のようですが、商品パッケージに表示されている使い方をしっかり読んでから着手しましょう。
・くず取りネットははずす
洗濯槽にくず取りネットがついているものは、全て外してから洗濯槽クリーナーを使います。くず取りネットから見える部分にも汚れやカビが溜まっていることがあるので、その場合は歯ブラシなどで汚れをしっかり落としましょう。
・できる限りお湯を使う
使い方にはおそらく「水かお湯を洗濯槽にためる」と書かれていると思いますが、できればお湯を使うようにしましょう。やはりお湯のほうが汚れ落ちがよいのです。洗濯槽に直接お湯を入れられない場合は、バケツで運んだり、お風呂のお湯取りホースがあるなら浴槽にお湯をはってそこから組み上げたりするとラクになります。
・湯垢取りでワカメを取る
一般的な洗濯槽クリーナーの使い方は、お湯(水)と洗濯槽クリーナーを入れて「洗濯」を1回運転させるというものが多いです。1回の運転が終わったあとに、洗濯槽にワカメのようなカビが浮いてきたら、100円ショップでも売っている湯垢取りネットで浮いているものを全て取り除きましょう。そのまま流してしまうと、洗濯槽の裏にカビが戻ってしまいます。
・漬け置き後にもう一度「洗濯」運転を
最近は一部「つけおき不要」という洗濯槽クリーナーもありますが、一般的には数時間のつけおきが工程の中に入っています。つけおきが終わったら、すすぎ→脱水で完了という手順ですが、汚れが気になる場合は、つけおき後にもう一度「洗濯」運転をしてみましょう。つけおきをして浮いたワカメが出てくる可能性があります。理想的なのは、このワカメがなくなる状態です。
長期間洗濯機の掃除をしていなかった場合や、洗濯槽クリーナーを使っているけれど、なぜか洗濯物にワカメがつく場合は、連日でも数日おいてもいいので、洗濯槽クリーナーを数回分用意して、ワカメが出なくなるまで一度徹底的に掃除することをおすすめします。
洗濯槽以外の場所でもそうですが、カビは残っているとそこから増殖してしまいます。できる限りカビを除去しておくことが、のちのカビの発生する量にも影響してくるのです。