はじめに

具体的なe-Taxの入力

e-Taxを利用して確定申告を行うには、国税庁「確定申告書等作成コーナー」というページにある、「作成開始」ボタンでスタートします。

画像:国税庁「確定申告書等作成コーナー」より引用

提出方法を聞いてきますので、印刷して税務署に提出するか、マイナンバーカードとスマホを使ってマイナポータル連携させて提出するかなどの中から選択して次に進めてください。令和4年分申告書の中の、所得税の申告ですので一番左のボタンで申告書を作成します。

画像:国税庁「確定申告書等作成コーナー」より引用

その後は、質問に答えながら画面を進めてください。

画像:国税庁「確定申告書等作成コーナー」より引用

給与所得の入力で「源泉徴収票」の記載内容をもれなく入力してください。これ1枚だけを入力した時点で、画面を税額まで進めて源泉徴収票に記載の「源泉徴収税額」と一致しているかどうかで、源泉徴収票の内容がもれなく正しく入力できているかどうかが確認できますので、不安な場合は試してみてください。

給与所得の入力ができたら、いよいよ寄付金控除の入力です。所得控除の画面で寄付金控除の「入力する」ボタンを押してください。

画像:国税庁「確定申告書等作成コーナー」より引用

寄付金控除の入力画面では「都道府県、市区町村に対する寄付金(ふるさと納税など)」を選択し、寄付先や寄付年月日などもれなく入力してください。

画像:国税庁「確定申告書等作成コーナー」より引用

「入力終了(次へ)」ボタンで画面を進めて、住所や還付銀行口座などを登録すれば出来上がりです。税務署に提出が完了したら、控えをスクリーンショットや印刷などして保存しておきましょう。問い合わせなど、何かあった時に役に立ちます。

また、電子申告の場合は提出後に申告書の控えとは別に「受信通知(メール詳細)」という画面が表示されます。これは、税務署が間違えなくこの日時で受け付けましたという証拠になりますので、そちらも保存(または保管)するようにしましょう。


ワンストップ特例制度を使えなかった方でも、税金を控除する方法がありますので、5自治体を超えてしまったり、期限に間に合わなかったりした方も、諦めずにしっかり申告書を提出して控除を受けましょう。

そして、6月以降に給与から天引きされる「住民税」の金額をどうぞお楽しみに!

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