はじめに

子どもについても話し合っておこう

子どもが産まれた時のことを話し合う必要もあります。

法律上の婚姻関係にない方との間に子どもが産まれた場合には、父親欄が空欄になってしまうからです。そのため、父親が認知しない限り、父親と子どもの間に親子関係は生じません。また、生まれた子どもの親権者は母親になり、母親の姓となります。父親が親権を取得するためには、各種手続きが必要となるのです。

気を付けることは環境によっても変わる

このように、生活や性の多様性が認められるようになってきていますが、法律や制度が全て整っているわけではありません。そして、この記事で紹介したメリット・デメリット以外にも、それぞれの環境によって気を付けることは変わってきます。

事実婚と法律婚のどちらを選ぶべきなのか。パートナーシップ制度は利用するべきなのか。自分たちの場合には他にも何か気を付けておかなければいけないことはあるのかなど。迷われた際には、このような制度に詳しい専門家に一度相談してみることをお勧めします。

行政書士:細谷洋貴

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