はじめに

年金に期待できない将来、老後の生活に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

昨今の低金利では銀行にお金を預けているだけでは安心できないため、リスクとリターンをふまえて投資先を検討しながら資産形成を行うことの必要性が、いろいろなところで言われるようになりました。

その投資先の一つとして注目されているのが不動産投資です。しかし、不動産投資はそれなりに大きな金額になるため、したいと思っても、いち会社員が不動産投資をするのは難しいイメージがあります。会社員をしながら不動産投資をしている方は、リスクにどのように対応しているのでしょうか。

AXASシリーズをはじめ、都内に100棟を超えるマンションの開発、販売、サポートまでを一括で行い、多くのビジネスパーソンから支持されているアセットリードさんに話を聞いてみました。


不動産投資はビジネスパーソンになぜ支持されている?

――最近、不動産投資が注目を集めていると耳にしますが、どのような背景があるのでしょうか。

アセットリード: なぜ今、不動産投資が注目されているのかと言いますと、将来の年金に対する不安と、政府が景気回復の目標に掲げている2%のインフレターゲット、さらに日銀の掲げたマイナス金利政策が大きな理由だと思います。

年金に対しては、人口減少や少子高齢化をはじめ、未納や改ざん問題などもあり、ほとんどの方が年金だけでは老後の生活ができないと感じていらっしゃいます。そこにきて今後インフレになると、貨幣価値が下落してしまいますので、現在の預金資産が将来何もしていなくても目減りしてしまうというリスクがあります。

その点、不動産投資は、しっかりと物件を選べば、入居者から毎月決まった家賃が入ってきます。築年数などにもよりますが、新築であれば耐用年数は少なくみても60年は持つと言われていますので、長期に亘っての収益が見込め、私的年金として期待できます。また、実物資産になりますから、インフレになった場合に価値が上がり、インフレ対策としても効果があります。

――そういう背景から注目されているのですね。ただ、不動産投資と聞くと、高額な商品なので、敷居が高い印象があります。アセットリードさんは、会社員や公務員のお客さまが多いそうですが、なぜそのような方々に支持されているのでしょうか?

アセットリード: 主な理由としては、「少額投資であること」「預金よりも高い利回りであること」「生命保険代わりになること」があげられます。

確かに、不動産投資は高額ですし、誰でもできるわけではないので、敷居が高いと感じる部分もあるかと思いますが、現在はマイナス金利政策の影響でローンの金利が下がっていますので、今まで以上に不動産投資を検討する方が増えてきています。

現金で購入するとなると、それだけで始められる方が限られますが、ローンを活用することで自己資金ゼロからでも始めることができるため、敷居がぐっと低くなります。

その際に入ってくる家賃収入とローン返済や管理修繕費など、支出のバランスが重要になってくるのですが、マイナス金利政策によって融資の金利が過去最低の水準となっていますので、月々の支出が少なく運用できます。さらに、最初にある程度の頭金を入れることができれば家賃収入の方が支出よりも上回ってくるので、預金よりも大きい効果を得ることができます。融資を活用する方にとってはリスクが軽減され、リターンが得られやすくなっている状況だと言うこともできます。

また、ローンには団体信用生命保険がついていますので、資産運用をしながら、万一の際のご家族への備えが作れるところも魅力の一つだと思います。

当社のお客さまの分布図を見ていただくと、幅広い層の方が取り組まれているのがわかるかと思います。ほとんどの方がローンを活用し、退職時までに完済し、引退後の年金に充てるという方が大多数を占めており、これまでの生活や趣味などを我慢することなく、無理のない範囲で運用をされています。