はじめに

医療保険は、精神面のカバーも含めて検討するのも手

死亡に備える生命保険は、加入すべきかどうかというのは比較的明確なのですが(万一その人が亡くなった場合に、今まで通りの生活をする際に、公的保障や勤務先の手当、貯蓄で足りなければ、その分の加入がのぞましい)、医療保険については、ある程度医療費の支払いができる人の場合は、精神面も考えたうえで検討してもよいのではと考えています。

もちろん、加入しないで、その分の保険料分を、将来の医療費として貯蓄をしていくのも一案でしょう。問題は、「何かあったときに、貯蓄がゼロ」「高額療養費制度があっても、医療費の支払いが大変で、家計が赤字続き」などということにならないように、貯蓄である程度備えておくことが大切です。

医療保険に加入中なら、しっかり確認しておこう

医療保険に加入している場合は、いま一度、どんな場合に給付金が出るかを確認しておきましょう。いざというときこそ余裕がなく、せっかく給付金が出る場合でも、請求をしそびれてしまうかもしれません。

「どんな手術なら出るのか」「通院の場合は出るのか」といったこともあわせて確認しておくと、今後何かあったときにスムーズに請求ができて、保険に加入していた意味を感じられるのではないでしょうか。

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