はじめに

年金について

公的年金は原則として65歳から受け取れますが、私的年金は加入している企業の年金制度や個人年金保険などの契約によって異なります。

●公的年金
公的年金については、受給開始年齢に達する3ヵ月前から「年金請求書」が送られてきますので、案内のとおりに請求の手続きを行ないましょう

●私的年金
私的年金として、企業年金や確定拠出年金、個人年金保険があります。

個人年金保険は契約に基づいて支払われますが、企業年金は企業によって手続きが異なります。事前に会社に確認しておきましょう。

また、確定拠出年金は自分で受け取り時期を選べますので、受給権資格取得通知書が届いたら、受取開始時期や受け取り方法を決め、その時期が近づいたら必要書類を取り寄せて手続きを行ないます。手続きに時間がかかることも予想されますので、早めに手続きに取りかかるようにしましょう。

優先順位をつけながら、確実に行動に移すことが大切!

定年後は行なわなければならない手続きがたくさんあります。特に健康保険は手続きの期限が短いため注意しておきましょう。

そのほか、定年後をどう過ごすかを考え家計の見直しを行なうことや、保険の見直しなども考える必要があります。

何をやらなければならないか、そしてそれにかかる準備期間や手続きの期限などをまとめ、優先順位をつけたうえで、余裕を持った行動を心がけましょう。

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