はじめに
購入物件の状態の確認は必須
シングルで住宅を購入する場合、何かと不安があると思います。とはいえ、「買う」と決めたことが素晴らしいですね。
相談者様もおっしゃっている通り、修繕費等がいくら必要になるのか、しっかり管理していけるのかは大切なポイントになります。ここで重要なのが、購入する物件がどのような状態になっているのかということです。
中古物件の中にはリフォーム済みで新築同然のような物件が売りに出されていることがありますが、そのような物件は、どちらかというと珍しいといえます。多くが「現状渡し」といって、そのままの状態で売却されるケースがほとんどです。現状渡しで売却される場合には、自分で改修しなければならない部分があるのか、ある場合は、費用はどれくらいかかるのかも確認しておくことが大切です。
もし、購入後に改修が必要な場合は、予算以上の費用がかかってしまいますので、必ず確認しておいてください。
その他、確認するべき物件のポイント
その他にも、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
・築年数、構造(木造等)
・敷地の境界は明確になっているか?
・土地の権利関係はどうなっているのか?(所有権か借地権か等)
・旧耐震基準か、新耐震基準か
おそらく、すでに確認済みかと思いますが、万一、不安な部分があるときには、購入前に説明を聞き、納得してから購入することが大切です。