はじめに

楽天ポイントは投資にも「使える」

楽天ポイントは、投資に使うこともできます。

「ポイント投資」では、楽天ポイントを株式投資や投資信託の購入代金の一部(または全部)にあてることができます。

<楽天証券のポイントコース設定画面>
楽天証券Webサイトより

楽天証券でポイント投資をするには、ポイントコースを「楽天ポイントコース」にする必要があります。「マイメニュー」→「ポイント設定・SPU」から上の画面を開き、「現在のコース」が楽天ポイントコースになっているかを確認しましょう。もしなっていない場合は「コース変更する」から変更の手続きをします。

<楽天証券のポイント利用設定画面>
楽天証券Webサイトより

続けて、「ポイント設定・SPU」画面の下部にある「ポイント利用設定」から、楽天ポイントを利用したい投資の種類を選び、「設定する」を選択します。

<楽天証券のポイント投資の設定画面>
楽天証券Webサイトより

ポイントの利用方法には3種類あります。

①毎日の利用上限ポイント:◯ポイント使う
1日に利用するポイントの上限を決めます。たとえば「毎日100ポイント」と決めて毎日投資したら、1日100ポイントずつ使っていきます。

②毎月の利用上限ポイント:◯ポイント使う
1か月に利用するポイントの上限を決めます。たとえば「毎月500ポイント」と決めて毎日投資したら、1日100ポイントずつ使いますが、500ポイントに達したところでその月はポイントを使った投資をしなくなります。

③すべての利用可能ポイントを使う
そのとき使えるすべてのポイントを使って投資します。

以上の設定をして注文をすると、あとは自動的に設定にしたがってポイント投資が行われます。クレカ投資で毎月貯まるポイントは多くても750ポイントです。成長投資枠でかぶミニ®︎を利用した単元未満株に回し、コツコツと株式投資していくのも一案でしょう。

また、ポイント投資は冒頭で紹介したSPUの対象となっています。具体的には、楽天ポイントコースとマネーブリッジ(楽天証券と楽天銀行の口座連携)を設定の上、

・月間合計3万円以上のポイント投資(投資信託):+0.5倍
・月間合計3万円以上のポイント投資(米国株式、円貨決済):+0.5倍

となります。楽天ポイントは1ポイントでも使えば対象になりますので、楽天市場を利用するのであれば、こちらを設定しておくのもよいでしょう。

また、「ポイント運用」では、アクティブコースとバランスコースのどちらかを選ぶだけで、楽天ポイントが投資信託の値動きに連動して増減します。こちらは、楽天証券への口座開設も不要で、より手軽に投資の体験ができます。


楽天証券でポイント還元を得ながらお得に投資する方法を紹介しました。これから楽天証券で投資を始めるならば、これらを活用して投資の設定をしてみましょう。また、すでに楽天証券を利用している方も、自分の設定を見直して、少しでもお得な方法を取り入れるといいでしょう。

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