はじめに

新年度がスタートしましたね!新たなことにトライされる方も多いのではないでしょうか。また将来を見据えてこの機会に投資を含む資産形成のスタートを切る方もいらっしゃるかもしれません。大学生でも新NISAが活用できることもあり学生投資家も増えているようです。

今回は少額から始められる投資による資産形成の方法や投資の基本、将来のための準備などを紹介します。

投資初心者が長期的に安定したパフォーマンスを出すための投資方法として、まず、「定期積立投資とドルコスト平均法」と「インデックスファンドへの投資」という方法が挙げられます。


定期積み立て投資とドルコスト平均法

定期積立投資は、毎月一定額を投資する方法です。市場の値動きに左右されずに一定のペースで資産を積み立てることができるため、長期的な資産形成に適しています。大きな一括投資をする必要がないので投資を始める敷居が低くなるでしょう。

また、市場の変動を平準化する効果もあります。定期積立投資において一定期間ごとに一定額を投資する方法をドルコスト平均法といいますが、同じ金額を定期的に投資するため、市場の値動きに左右されずに資産を積み立てることができます。市場が高い時には少ない株数を、市場が低い時には多い株数を購入することで、リスクを分散しやすくなります。また、購入価格の平均を下げることができます。これにより、長期的にはより低い平均取得価格で資産を保有することができます。

加えて、感情的な売買を防止することができます。市場が不安定な時期にも、着実に投資を続けることができます。

インデックスファンドへの投資

インデックスファンドは、特定の指数(例: S&P 500)の動きに連動するように設計された投資信託です。市場全体の動向に連動するため、個別株に比べてリスクが分散され、長期的な成果を得やすいとされています。また、運用コストが総じて低いことも魅力の一つです。同じ指数に投資する投資信託やETF(上場投資信託)でも、運用管理費用などコスト面に相違がありますので、できるだけコストの安いものを選ぶ事が重要です。

投資信託やETFは、複数の銘柄や資産に分散投資することができるため、リスクを分散しやすくなります。そのなかでも特にインデックスファンドやETFは、市場全体の動向に連動するため、比較的安定したリターンを期待することができます。

これらの方法は、長期的な視野を持ちつつ、積極的な運用を行わずに資産形成を行うことができるため、学生さんや投資初心者にとって有益な方法と言えます。

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