はじめに
物価高のいま、私たちが日々必要としている食料の価格ももちろん上がっています。
その原因は、LNG(液化天然ガス)の値上がりや天候不順により農作物の不作、それにより今まで輸入していたものの量が減ったことによる価格上昇などもあります。さらに追い打ちをかけるのが円安。食料自給率が高くない日本にとっては輸入価格の上昇も大きな要因です。
このようにさまざまな要因がある食料に関わる価格上昇は、今すぐに以前のような状況に戻るとは考えづらいものなのです。そのためにも今この時が、自分でできる食費の節約を見直してみるタイミングではないでしょうか。
①食費の内訳を見直してみる
物価がこれまでと変わっていないのであれば、食費はトータルでいくらかかっている程度の把握の仕方でも問題ありませんでした。しかし今のようにあれこれ値上がりしているときは、食費の内訳を把握して、かかり過ぎている部分を見直す必要があります。
まずは1~2カ月でいいので以下のような費目に分けて食費をつけてみましょう。
・主食(お米、パン、麺類)
・メインおかず
・副菜類(野菜や納豆など)
・調味料
・必要飲料(お茶や水など)
・その他飲料(ビールやジュースなど)
・菓子・デザート類
・その他
このように分けて記録をつけることで、減らせる余地があるものが見えてきます。