はじめに
この季節の定番の家事といえば衣替え。急に涼しくなったかと思えば、30℃を超える日もあるなど、2024年は衣替えのタイミングが難しいと感じる方も多いと思います。そろそろ本格的に衣替えに手をつけてもいいでしょう。
衣替えとは、ただ夏服と冬服を入れ替えるだけの作業ではありません。せっかく時間を費やしてやるのであれば、衣替えを自分にとって必要なものとそうでないものを見極め、取捨選択する作業にしてはいかがでしょうか。衣替えのタイミングで夏の衣類を整理することで、家事がラクになり節約にもつながる生活をすることができます。
はじめに夏物を全部出す
衣替えの第一段階として、まずは夏物をすべて出します。そのときに、この夏に着用したものと一度も着用していないものに分けましょう。
着用したものは漂白する
着用したものの中で最後の洗濯のときに漂白していないようであれば、漂白洗濯をします。40度前後のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分から1時間漬けおきをし、その後にいつもどおりの洗濯をします(酸素系漂白剤の量は製品のパッケージに表示されている分量を使用してください)。
目には見えていなくても、夏の衣類には汗や皮脂汚れがこびりついています。そのまま長期保管すると、次のシーズンに黄色いシミとなって出てきてしまうことがあります。酸素系漂白剤で漬けおきすることで汗や皮脂汚れも落とすことができるので、衣替え前の最後の洗濯には必ず酸素系漂白剤でつけ置きをしましょう(※洗濯前に衣類の洗濯表示を確認してください)。
着用しなかったものはアイテム&カラー別に分ける
この夏に一度も着用しなかったものは、アイテム別、カラー別に分けてみましょう。そうすることで「何故この夏に着用しなかったのか」が見えてきます。
カラーやデザインなど、トレンドが変わってしまったものは、一度着なくなるとそのままになってしまうことがよくあります。体型の変化もあるでしょう。着用しなかったものにはそれなりの理由があります。
着用しなかった衣類を並べて分けることで、自分の好みも見えてきます。購入するときはお店の雰囲気などで良く見えて買ったけれど、実際は好みにあっていなかったという場合も往々にしてあります。
自分の好みが見えてくると次回の買い物のときに無駄な物は買わなくなり、節約にも繋がります。