はじめに

株価反転でトレンドは変わる?

画像:TradingViewより

株価は、決算発表翌日にストップ高となり、底打ち反転した兆しを見せています。この上昇がこのまま持続するのか、ふたたび下落に転じるのか、投資家にとってはいちばん気になるところです。

決算発表翌日の出来高は1,769万株、その翌日は2,110万株と、通常の1日の出来高の5倍以上に膨らんでいます。それだけ買いの圧力が強いことを表しており、とてもよい傾向です。

テクニカル的にみると、日足チャートで、5日移動平均線が、25日移動平均線、75日移動平均線とゴールデンクロスを形成し、いちばん上にあります。これは上昇トレンドスタートのサインと読むことができます。

今回の決算発表で、投資家からのメルカリに対する心理は前向きに変化しました。これを維持するための注目ポイントは、

  • US事業の収益改善が継続し、ふたたび赤字に戻らないか
  • メルカリ ハロの手数料収入が、どれだけ利益に貢献できるか
  • フィンテック事業が、引き続き安定した債権回収を実現できるか
    となります。

これまで決算のたびに投資家を失望させてきたメルカリが、ついにその期待に応える時が来た――そう信じたいと思います。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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