大地震が心配でマイホーム購入を躊躇、いつ買うのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マイホームを手にしたいけれど、大地震がいつかくると思うと購入を躊躇してしまう男性からの相談です。予測不可能な災害に対してどう備えるのか。また、住宅購入を先延ばしにした場合に資金面で気をつけた方がいいことについて、FPのたけやきみこ氏がお答えします。勤務医です。妻はパートで働いており、未就学児の子供がひとりいます。我が家は、子供はひとりの予定です。予定では、子供は小学校から高校までは私立に通わせ、大学は国公立に入学してほしいと考えています。妻は専門職で、フルタイムで働けば年収400万ほどは可能だと思いますが、子供の習い事の送迎などを手伝ってもらえる親族が近くにいないため、現在はパートで働いています。現在の妻の月収は6万円ほどで、化粧品や洋服を購入しています。私の収入は一般的なサラリーマンに比べると、そこまで上がることはなく、現状維持だと思います。また、勤務先が変わることも考えられるので、退職金もあてにはできません。マイホームを購入したいと思っているのです
高額な欲しいものこそ、子どもの力で買わせてみよう
もらったお年玉、その後の使い道は?
2019年を迎えて早くも1ヶ月が経ちました。さて、子どものお年玉はどうしましたか?親がそのまま貯金してしまうパターンがほとんどでしょうか。せっかくのお年玉なので子どもの欲しい物を買ったという家庭もあるかもしれませんね。お年玉は子どもにとっては、ボーナスなのです。わが家では、毎月のおこづかい制のなかで、定額制は正社員、おだちん制はアルバイト生としています。その臨時収入をお金教育に活かさない手はありません。
教育費か住宅ローンか、子育て世代が悩む「お金の優先順位」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。現在、築20年の中古の戸建てに住んでいます。あと3年くらいで住宅ローンを完済し、その後3年したら、リフォームのために2400万円のローンを組み直す予定です。ただ、子どもが中学から私立に通う可能性があるため、教育費の準備もしなければなりません。教育費、住宅ローンの返済、老後資金はどう優先順位をつけて用意していけばいいのでしょうか。今までの児童手当は全額貯金し、今月からは子どもひとりにつき0.5万円ずつ貯金を始めました。月4.7万円の終身保険(ドル建て10年払い)に入っており、老後資金として800万円は確保できる予定です。上の子が小学生になったら今より多く働こうと考えています。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:40歳・会社員)、子ども2人(4歳、0歳)・職業:パート(現在育休中で月5万円の収入あり)・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:31万円・毎月の支出目安:26.4万円・貯金:100万円(児童手当など
出産後、家計を見直しても思うように貯金ができず焦ります
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。妊娠・出産を機に家計の見直しをしました。夫婦で格安スマホに変え、電力会社を見直し、保険も必要最低限の死亡保障にしました。しかし、赤ちゃんが生まれると、まず光熱費が上がりました。産後の体調不良に悩まされ、私の医療費も上がっています。以前のように貯金ができずに焦っています。いくらほど貯金があれば、いざという時安心できるのでしょうか。また、家計の節約のために何かできることはありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:30歳・公務員)、子供1人(7ヵ月)・職業:公務員(※2019年4月まで育児休業中)・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:35万円・貯金:250万円・投資:約70万円・負債(住宅ローン):3800万円(※産休に入るまでの年収:夫510万円、妻470万円)
お年玉どうしてる?親と子どもの本音のホンネ
お金について話し合える機会をつくろう
お年玉って、もらうのも、あげるのも、お互いに子どもが大きくなるまでというパターンが多いと思います。わが家では、うちの子にも親戚の子にも、成人したらお年玉はあげていません。ただ、子どもがまだ小さいうちはそうはいきません。20代、30代の子育てを始めたばかりの親にとって、年末年始の出費のほかに、お年玉を準備しなければならないことは結構な負担だったりもします。お互い様ではありますが、目には見えないやりくりがあってのことかもしれません。そんな大切なお金だということに思いを馳せながら、お年玉について考えてみましょう。
30代共働き夫婦、単身赴任の夫の帰省費がかさみ貯金ができない
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。共働きですが、夫が地方転勤となり、現在単身赴任をしています。夫の生活費として月7万円ほど、帰省費として月15万円ほど支出が増え、家計はギリギリです。夫の単身赴任はいつまで続くかわかりません。教育費など将来に向けた貯蓄もしたく、このままこの生活を続けるのはよくないと思いつつ、夫の帰宅を減らす(1回減らすと4万円弱支出が減ります)ことも、現在時短勤務中の私の勤務時間を増やす(1時間増やすと4万円弱収入が増えます)ことも、まだできていません。夫の帰宅は減らさず、1年半後に下の子どもが3歳になったら、私の勤務時間を1時間増やすのが無理のない計画だと思います。ただ、その間は貯金ができないため、将来のことを考えるとこのままでいいのか、ご意見をお願いいたします。なお、上記の収入と支出の他に、賞与をそれぞれのお小遣い、および実家への帰省費や旅費などにあてています。〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、既婚(夫:35歳・会社員)、子ども2人(
20代女性「ボーナスでの赤字補填をやめて、将来に備えたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。毎月の給与では年間のイベント費(海外旅行30万、国内旅行10万×3回、キャンプ10万、祝い金15万など)を補うことができず、ボーナスで赤字補填しています。現在、会社から家賃補助があり、食事も自炊をこころがけ、住居費、光熱費、食費、日用雑貨、娯楽費で、生活費は月6万円に収まるように努めています。資産運用や個人年金などは若いうちから始めた方がいいと思い、去年から投資信託を月3万円で始め、老後に備えて個人年金保険に月0.9万円を支払っています(iDeCoは適用条件に含まれないためできません)。また、奨学金を月1.2万円返済(無利子)。結婚する時に借金はない方がいいと考え、一括返済できるよう200万円を定期預金に預けていますが、結婚前に完済できれば、この200万円はそのまま結婚式の資金や新婚生活の資金にあてる予定です。ボーナスで赤字補填するのは良くないと思いつつも、投資信託や個人年金などの途中解約は考えていません。ただ、ライフプラン
小学生の子どもに交通系ICカードを与えるメリットって?
電子マネーを使って子どもに「お金教育」をしよう!
交通系ICカードと言えば、買い物や交通機関で、ピッとかざすだけで即決済ができる優れもの。今や、大人だけではなく、子どもはもちろん、お年寄りだって日常的に使っている大活躍の電子マネーです。子どもがいる家庭では、塾や習い事などを理由に、子どもに渡すことが多いのではないでしょうか。わが家でも、子ども用のPASMO(パスモ) からデビューしました。現金にはない利便性とは裏腹に、気を付けたいこともありますが、今後さらに普及していく電子マネーは、子育てをするうえで避けては通れないお金です。
みんなどうしてる?子どもに話しておきたい家計のこと
「子どもにかかる費用」を伝えるメリットとは?
子どもは知らず知らずのうちに、自分の家の経済状況について気づいてくるものです。それでも、親と子どもとの間では、少なくとも、家計に対する“ギャップ”が存在していると考えます。たとえば、親は子どもには高校まで卒業してもらえればと考えていても、子どもは大学まで卒業したいと考えていることがあるということです。ここには、子どもが大学にかかる学費を漠然としか理解していないことも想定できるのですが、親が学費を用意できないなんて思いもしないという子どももいるはずです。家庭でお金について話しができていないと、このようなギャップを引きずったまま進学を考える時期を迎えることになりかねません。では、子どもにはどこまで家計について話すべきでしょうか。
我が子がお金を借りたいと言ったら?親だから出来るお金のしつけ
お金に振り回されないためのお金教育
子どもが高校生ともなれば、部活や塾など忙しい毎日を過ごすようになります。やりたいことも色々あるでしょう。毎月のおこづかいではとても足りないというケースもでてきます。もしも、子どもから親へ借金をしたいと申し出があったら、皆さんならどう対応しますか?ここでは、親からお金を借金した高校生がバイトをして返済をする経験の真意を「わが家のお金教育」のひとコマとしてご紹介したいと思います。