住宅購入後、赤字に転落…「理想の家計」に縛られた40歳主婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅購入を機に貯蓄があまりできなくなったという40代主婦。今の家計を見直して、理想的な支出の割合に近づけたいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。5年前にマイホームを購入しました。十分計画してから購入に踏み切ったつもりでしたが、住宅ローンの返済が始まったことを機に、お金があまり貯まらなくなってしまいました。今、子どもは保育園児ですが、あと2年で小学校に入るので、教育費も徐々に準備しておかなくはいけないと思っています。今のままだと、住宅ローンの返済をしながらお金を貯めていけるのか不安です。毎年恒例としていた海外旅行に行っても大丈夫かということも気になっています。やりたいことをやってお金を貯めていくには、我が家の支出を「理想の割合」に合わせていくことが大切なのではないかと考えています。今削るべきは生命保険料なのかなと思っているのですが、どうでしょうか。我が家の家計は、よくある理想的な支出割合と比べてどこが悪いのかを教えて欲しいです。<相
「収入を増やし、支出を減らしたのになぜ?」40代4人家族で貯金ゼロ
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯められないと焦り、パートを2つ掛け持ちしているという40代の主婦。収入を増やし支出の見直しもしたはずなのに貯金は増えず、ボーナスも生活費の補てんなどに消えてしまうといいます……。FPの横山光昭氏がお答えします。お金が貯められません。このままでは家のローンも教育費も老後資金も、どれも用意ができない気がして心配です。何かを変えなくてはいけないと思い、収入を増やすために掛け持ちでしている私の2つのパートのうちの1つを転職しました。結果的に収入が2万円増えました。支出も減らさなくてはいけないと思い、今年になりようやく、夫婦ともに格安スマホに変え、保険も見直しました。収入が増え、支出が減り、貯金に回せるお金が増えるはずだったのですが、どういうわけか毎月赤字ぎりぎり。足りないときはボーナスから補填していますが、そのボーナスから支払わなければならないものもあり、まったく残りません。これではいけないと思い、先取り貯金を始めました。それでも最終的にはお金は残ら
返済に追われる生活…教育費の準備が間に合わなかった家計の行く末
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯金ゼロ、教育ローンの返済に追われる47歳の専業主婦。住宅ローンの返済も保険の契約者貸し付けに頼ります。子どもが独立するのを機に家計を立て直したいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。貯金がありません。子どもたちの学費のために今まで教育ローンをたくさん組んでしまいました。住宅ローンもあと16年残っています。ボーナス払いも使いながら返済していますが、この8年ほどはボーナスが出ておらず、保険の契約者貸し付けを使ってなんとか支払っています。老後の準備もしなくてはいけないので、ローン返済に追われる生活をなんとかしたいと思っています。自分もしばらくはフルタイムで働き、ローンの早期返済を目指していましたが、体調を崩したため今は専業主婦をしています。そろそろまたパートででも働きたいと思っているのですが、忙しくしてまた体調を崩すことがないようにと夫に言われており、まだ働き先を見つけることができていません。子ども2人が春から社会人となり、独立するので
5人家族で貯金15万の危機的状況「赤字から抜け出せない」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月赤字で貯金ができないという42歳の専業主婦。5人家族で貯金は15万円。この先もこの状態が続くとキケンだと、FPの横山光昭氏は警鐘を鳴らします。毎月支出が多く、赤字続きです。きちんと貯金ができるようになりたいです。お給料日には「今月はこうやって使おう」と決めるのですが、週末に家族で買い物に行くと、つい食材などを買いすぎてしまいます。計画が上手くいかないと思うと、それをきっかけにズルズルとお金を使い過ぎてしまい、毎月赤字になってしまいます。来年から三女が幼稚園に入園します。保育料はかかりませんが、給食費やその他で多少支出が増えますし、上の子たちをはじめ、3人の教育費を貯められるかどうかも不安です。どのように貯めていくとよいでしょうか。<相談者プロフィール>・女性、42歳、既婚(夫:38歳、会社員)・子ども3人:長女(小5)次女(小2)三女(3歳)・職業:専業主婦・毎月の手取り金額:35.2万円・年間の手取りボーナス額:90万円・貯金:約15万円
長男を私立中学に入れたい40代夫婦「塾代が高額で貯金ができない」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、長男を私立中学に進学させたいという40代の共働き夫婦。貯金は110万円ほど。毎月の塾代が高額で貯金ができないといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。長男を私立中学校に行かせたいと考えています。今は受験で合格するために塾に通っています。かなり授業料が高額な塾なので、貯金ができない状況になってしまいました。もちろん合格後は塾を辞めるつもりですし、次男は受験をする予定はありません。次男が小さいので今は時短勤務をしていますが、あと4年ほどして小学生に上がったら、フルタイムに復帰しようと思っています。また、次男の教育費については、大学進学費用になればと思い、18歳になると200万円になる学資保険に入っています。また昨年、親が所有する中古物件を譲り受け、700万円ほどかけてリノベーションしました。その費用は親から借りているので、毎月5万円を返済している状況です。今のところ、家計のやりくりはなんとかなっていますが、兄弟の年が離れているので、長男にどこまで
“妻の裁量”だけで住宅購入を決めるのは避けた方がいい理由
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームの購入に迷う40代の共働き主婦。夫婦別財布のため夫の貯金は不明。妻がコツコツ貯めた貯金を崩して住宅購入することを考えているといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。住宅購入について迷っています。5歳の子どもの教育費や老後資金のことを考えると、このまま賃貸のほうがよいのかもと考えてしまいます。共働きなので、家計のやりくりは毎月互いに15万円出し合って暮らし、残りは自分の小遣いとして使っています。ボーナスも各自で管理です。月13万円を私のお小遣いとしていますが、実際に使うのは4万円ほどなので、残りは貯めています。昨年貯めることができた金額は190万円ほどです。私のお小遣いの使い道は、スマホ代、美容院代、洋服代や家族以外との外食代、実家への帰省費など。家族の貯金は150万円しかありませんが、私自身は長年コツコツ貯めた2000万円の貯金を持っています。お小遣いから月いくらかをローン返済にあてることも可能なので、住宅購入は私の裁量だけで
正社員を辞めた28歳フリーターが社会保険に加入すべき理由
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夢をかなえるために正社員を辞めたという28歳フリーター。転職に備えるための出費が多いので支出を改善し、貯金したいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。あと3年ほどで200万円を貯めたいと思っています。前職を辞め、現在はフリーターです。東京の出版社で編集者として働きたいと思っており、そのための資金を貯めたいのです。親に専門学校に行かせてもらい、パティシエとして正社員で働いていました。ですが本が好きで、やはりどうしてもその業界で仕事をしてみたいと思いました。30歳手前の今しか転職の好機はないのではないかと思っていますが、お金がありません。正社員で働いて貯めた貯金も、少しずつ目減りしています。バイトは2つ掛け持ちをしています。今は給与明細から所得税しか引かれておらず、住民税は納付書で自分で納めていますが、正社員の時と同じほどの手取り収入を維持しています。ですが、東京に行くためにパソコンができなくてはいけないと思いますし、英語も必要かもしれ
42歳独身、貯金800万円「退職金もボーナスもない会社に不安」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、勤務先にボーナスも退職金もなく、老後資金が不安だという42歳の独身女性。預貯金だけの資産に限界を感じ、運用も検討したいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。ボーナスと退職金が出ない会社に勤めているので、老後資金が心配です。40代の単身女性です。大学卒業後よりずっと厚生年金に加入できる働き方はしてきましたが、途中2度ほど転職をしています。今の会社は業務内容が気に入り、7年勤めていますが、退職金制度がありません。ボーナスの支給もないので、臨時収入がなく、今のままで老後資金を貯めることができるのだろうかと不安になってしまいます。しかも、今後給料が減る見込みも出てきました。転職をしようと新たな職場を探してみても自分が希望するような給料、希望するような待遇の会社はなかなかなく、このままこの会社で頑張るしかないのかなと思っています。一人なので、先のことを考えてある程度貯金を意識した暮らしをしてみましたが、貯金だけで持っていることへの限界も感じて
まだ間に合う?学費にお金を使い果たした“貯蓄ゼロ”の50代夫婦
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、教育費にお金を使い果たした貯蓄ゼロの50代夫婦。家計は毎月大幅な赤字、老後資金は退職金頼みで将来が不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。学費にお金を使い果たし、貯蓄と呼べるものが「ゼロ」になってしまいました。長男はすでに社会人ですが、いまも次男の学費がかかっています。来年卒業ですが、卒業後半年経過すると、子どもの奨学金240万円ほどの返済も始まります。現状の家計では貯めるのはなかなか難しいのですが、奨学金を返済しながら貯金し、運用もして老後資金を増やしたいです。安全で確実な運用方法を知りたいと思っています。家の状況としては、住宅ローンはあと残り800万円ほど。毎月支払っていくと定年退職とほぼ同時に支払いが終わる予定です。夫は退職金が出るので、これが老後資金になるかなと思っています。ただ、隣に夫の両親が住んでいて、いずれ介護が必要になると思うのですが、夫の兄弟はまったく無関心。介護のすべてが私たち家族にのしかかりそうです。そうなると、
出産後に赤字転落した20代夫婦、固定費が圧迫し貯蓄50万円
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚後すぐにマイホームを購入した20代の若い夫婦。子どもが生まれると家計が赤字に転落し、貯蓄が減る一方だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。地方在住の20代の夫婦です。結婚後すぐ、実家に勧められたことと、多少援助してもらえるということで、マイホームを購入しました。その後、子どもが生まれ、9か月経ちました。子どもが生まれる前までは、住宅ローンがあってもなんとか家計管理を頑張り、毎月少し貯金できていました。ですが、子どもが生まれてからは家計を管理するゆとりがなく、赤字続きになってしまいました。そう多くない貯金が減る一方です。ボーナスは貰えていますが、自動車税や固定資産税、結婚式のご祝儀などでなくなってしまいます。来年ぐらいにはもう一人子どもが欲しいと思っていますが、このままでは貯金がなくなってしまうのではないかと不安です。なんとか赤字を解消することはできないでしょうか。〈相談者プロフィール>・女性、25歳、既婚(夫:28歳、会社員)・
子どもにも協力を仰ぐ?3人分の教育費を背負うシングルマザーの悩み
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを抱える38歳のシングルマザー。2学年ずつ離れた子どもの教育費の捻出方法について頭を悩ませています。FPの横山光昭氏がお答えします。地方に住んでいる、3人の子どもがいるシングルマザーです。長女は来年高校生。子どもは2歳ずつ離れています。子ども3人がこれから大学や専門学校へ行くことを考えると、教育費の捻出も心配ですが、今年から毎年となる卒業式、入学式にかかる費用も支払っていけるものなのかと心配になります。貯金に励んできたつもりでしたが、子ども名義で200万円あるのみ。長女は18歳満期の学資保険に入っているので、高校卒業後の進学費用はある程度なんとかなるかと思っています。ただ、それ以下の子どもたちの分がきちんと準備できるか心配ですし、例えば大学生が2人いるような状況になったら学費は払えるのか不安ばかりです。今は、収支ギリギリか若干赤字の家計です。残業で帰宅が遅くなった時に疲れて、つい、外食をしてしまったり、総菜や弁当を買いがちになる習慣
「給与はすべて生活費に消える…」アラフォー独身の非正規女性
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、契約社員として働くアラフォーの未婚女性。結婚の予定もなく、月20万円の収入はほぼ生活費に使い果たし貯蓄ができず焦っているといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。契約社員として働いています。給料は時給制なので、収入は勤務日数により19万円~22万円ほどの間で変動します。今の悩みは、ボーナスがないため、貯金が増えないということです。基本的に海外旅行などはせず、大きな買い物もしない方です。お給料を生活費で使い果たす感じですが、月に2~3万円の貯金ができたとしても、年に2,3回の帰省(往復で3万円程度)と、使い捨てのコンタクトレンズ代に使うとなくなってしまいます。若いころはこの状況でも「まあいいか」と思っていたのですが、気が付いたら間もなく40歳。まだ相手もいなく、年齢も年齢なので無理かもしれませんが、結婚し、子どもを一人くらい育てたいと思っています。年齢のこと、金銭的なことを考えると、少々焦ってしまいます。収支を見直すにあたり、家賃が高いと指摘を
45歳、転勤族の妻「そろそろマイホームを持ちたいけれど…」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が転勤族で今まで賃貸で暮らしてきたという45歳の専業主婦。そろそろマイホームを購入したいけれど、教育費の準備と両立できるのかが気がかりだといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫が転勤族のため、今までずっと賃貸住宅や社宅で暮らしてきました。ですが、そろそろマイホームを持ちたいと考えています。地方の物件で、2500万円程度のものをと思っているのですが、今、長女が高校2年生、長男が中学1年生なので、今後大学進学費用をきちんと支払えることも視野に入れておかなくてはいけません。今の状況で住宅ローンの返済と、大学進学・在学費用の負担を両立できるのかと考えると、不安になってしまいます。転勤ですぐ仕事を辞めることになっては周囲に迷惑をかけるだろうと思い、ずっと専業主婦でいましたが、住宅購入をし引っ越すことを考えなくてよくなれば、少しずつ働くこともできるかなと思っているのですが、思い切って住宅を購入しても大丈夫でしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、4
「使う・貯める・増やす」の順序が大事、失敗しない貯蓄法
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームを購入したら貯蓄がほぼなくなってしまったという29歳の主婦。毎月収入を使い切る生活を送っているため貯蓄ができず不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。マイホームを購入し、あれこれ雑費を支払ったところ、貯蓄がほぼなくなりました。これまでの貯蓄は外貨建てのものが多く、日本円の貯蓄は50万円ほどしかありません。不測の事態に備えるお金がなく、不安に思っています。今後の生活のために、なんとか少しでも貯蓄を増やしたいのですが、家計の見直しだけで大丈夫でしょうか。毎月、予定外の支出があることが多く、レジャー費もかかり気味です。家計で不足する分を各自の小遣いで補てんすることもよくあります。こういった状況に対応できるように、私も働きに出たいと思ってはいるのですが、まだ子どもが小さく保育園探しから取り掛からなくてはいけません。今は在宅で添削やライティング業務をして、少額の収入を得ています。また夫の会社は退職金がなく、前職から継続している個人型の
夫より15年遅れて年金生活「年の差夫婦の老後資金問題」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が来年定年を迎えるという45歳の共働き主婦。年の差婚のため、この先、夫が亡くなった後に妻自身の生活資金が残るのか不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫が来年定年です。老後資金が十分ではないと感じており、収入が減るのが不安です。4年ほど前に役職定年があり、収入が下がったことで、仕事に対する意欲があまりなくなってしまったようです。夫は、継続雇用で働こうかなと話すこともあれば、もう疲れたのでやめておこうかなとも言ったりしています。私としては少しでもい良いので、働きに出てほしいと思っています。共働きなので、退職したり、収入が少なくなっても、すぐに生活が困るということはないのですが、子どもたちが独立して教育費などがかからなくなった今、最後の貯め時だと思っています。というのも、私たちは年の差の大きい夫婦です。夫より15年遅れて私が年金生活になります。夫の老後生活はなんとかなったとしても、夫婦ともに年金生活に入った時にやっていけるのか、もし夫
貯蓄ゼロの専業主婦、働きに出なくても家計改善の余地はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄ほぼゼロ、結果の出ない節約に疲れている30歳の専業主婦。働きに出て家計を助けたい気持ちはありますが、小さな子供を抱え途方に暮れています。FPの横山光昭氏がお答えします。毎月赤字で、ボーナスで補填をしながら暮らしています。貯金はほとんどありません。それなのに夫の強い希望で、1200万円の借り入れをして中古のマンションを購入しました。夫は貯金がないことをまったく気にしていません。できればもう一人子どもが欲しいですし、たまには家族でディズニーランドなどへ旅行に行きたいです。そのために、なんとか毎月のお給料で生活できるようになりたいです。節約をがんばっているつもりですが、なかなかうまく成果に表れないので、だんだんやっても意味がないのかなと思ってしまいます。私が働きに出られるとよいのでしょうが、子供はまだ3歳で幼稚園からの帰りも早く働きにくいです。今の状況で改善の余地はあるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、既婚(夫:31歳、会社員)
「ちょっといい」が仇に?老後にしわ寄せがくるお金の使い方
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、充分な生活費があるのになかなか貯まらないという56歳の主婦。支出を見ても、どれも必要で削れないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後に向け、もう少し蓄えを増やしておきたいと考えています。夫はあと2年で定年退職ですが、その後、雇用延長ができる見込みです。私自身はパートをしています。家計は夫婦別々に管理しており、夫は住宅ローンや生命保険料、水道光熱費、通信費などの口座引き落とし分の残りから、小遣い分を除き、毎月20万円を生活費に入れてくれています。そこに私のパート代を足して生活費にしているのですが、いつもわずかしか残りません。夫に節約してとは言いにくいですし、自分で管理している部分でどうにか節約していけたらと思うのですが、どの支出を減らせるのか検討もつきません。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、既婚(夫:58歳、会社員)、子供はすでに独立・職業:パート・毎月の手取り金額:27.8万円(夫:月20万円を生活費に入れてくれるが手取り
よかれと思って始めた「積み立て」が裏目に?貯まらない理由
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、出産で収入が減っても支払いに困らないようにと計画的に積み立てている32歳の共働き主婦。なのに、なぜお金が貯まらないのか、毎月の収入から貯金ができない理由を知りたいといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。貯蓄を増やしたいと思い、計画的にお金を使っているつもりです。年払いの保険料や車検代などは、毎月の収入の中から積み立てていくようにしていますし、洋服代も1年間の予算を決め予算額に達するように毎月積み立てをして、そこから支払っています。積立額を軸にしてお金を使うようにしているのですが、一向にお金が貯まりません。この方法は、産休中は残業代がないこと、育児休業中は給与の6割に収入が減るので、貯蓄がきちんとできて支払いに困らないようにと計画したものです。お金を貯めていくために必要な方法だと思ったのですが、復職しても一向に貯金額が増えません。ボーナスだけに頼った貯蓄はしたくありません。毎月の収入から貯金ができない理由と、貯金ができるようになる方法を教えて