まだ間に合う?学費にお金を使い果たした“貯蓄ゼロ”の50代夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、教育費にお金を使い果たした貯蓄ゼロの50代夫婦。家計は毎月大幅な赤字、老後資金は退職金頼みで将来が不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。学費にお金を使い果たし、貯蓄と呼べるものが「ゼロ」になってしまいました。長男はすでに社会人ですが、いまも次男の学費がかかっています。来年卒業ですが、卒業後半年経過すると、子どもの奨学金240万円ほどの返済も始まります。現状の家計では貯めるのはなかなか難しいのですが、奨学金を返済しながら貯金し、運用もして老後資金を増やしたいです。安全で確実な運用方法を知りたいと思っています。家の状況としては、住宅ローンはあと残り800万円ほど。毎月支払っていくと定年退職とほぼ同時に支払いが終わる予定です。夫は退職金が出るので、これが老後資金になるかなと思っています。ただ、隣に夫の両親が住んでいて、いずれ介護が必要になると思うのですが、夫の兄弟はまったく無関心。介護のすべてが私たち家族にのしかかりそうです。そうなると、
出産後に赤字転落した20代夫婦、固定費が圧迫し貯蓄50万円
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚後すぐにマイホームを購入した20代の若い夫婦。子どもが生まれると家計が赤字に転落し、貯蓄が減る一方だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。地方在住の20代の夫婦です。結婚後すぐ、実家に勧められたことと、多少援助してもらえるということで、マイホームを購入しました。その後、子どもが生まれ、9か月経ちました。子どもが生まれる前までは、住宅ローンがあってもなんとか家計管理を頑張り、毎月少し貯金できていました。ですが、子どもが生まれてからは家計を管理するゆとりがなく、赤字続きになってしまいました。そう多くない貯金が減る一方です。ボーナスは貰えていますが、自動車税や固定資産税、結婚式のご祝儀などでなくなってしまいます。来年ぐらいにはもう一人子どもが欲しいと思っていますが、このままでは貯金がなくなってしまうのではないかと不安です。なんとか赤字を解消することはできないでしょうか。〈相談者プロフィール>・女性、25歳、既婚(夫:28歳、会社員)・
子どもにも協力を仰ぐ?3人分の教育費を背負うシングルマザーの悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを抱える38歳のシングルマザー。2学年ずつ離れた子どもの教育費の捻出方法について頭を悩ませています。FPの横山光昭氏がお答えします。地方に住んでいる、3人の子どもがいるシングルマザーです。長女は来年高校生。子どもは2歳ずつ離れています。子ども3人がこれから大学や専門学校へ行くことを考えると、教育費の捻出も心配ですが、今年から毎年となる卒業式、入学式にかかる費用も支払っていけるものなのかと心配になります。貯金に励んできたつもりでしたが、子ども名義で200万円あるのみ。長女は18歳満期の学資保険に入っているので、高校卒業後の進学費用はある程度なんとかなるかと思っています。ただ、それ以下の子どもたちの分がきちんと準備できるか心配ですし、例えば大学生が2人いるような状況になったら学費は払えるのか不安ばかりです。今は、収支ギリギリか若干赤字の家計です。残業で帰宅が遅くなった時に疲れて、つい、外食をしてしまったり、総菜や弁当を買いがちになる習慣
「給与はすべて生活費に消える…」アラフォー独身の非正規女性
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、契約社員として働くアラフォーの未婚女性。結婚の予定もなく、月20万円の収入はほぼ生活費に使い果たし貯蓄ができず焦っているといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。契約社員として働いています。給料は時給制なので、収入は勤務日数により19万円~22万円ほどの間で変動します。今の悩みは、ボーナスがないため、貯金が増えないということです。基本的に海外旅行などはせず、大きな買い物もしない方です。お給料を生活費で使い果たす感じですが、月に2~3万円の貯金ができたとしても、年に2,3回の帰省(往復で3万円程度)と、使い捨てのコンタクトレンズ代に使うとなくなってしまいます。若いころはこの状況でも「まあいいか」と思っていたのですが、気が付いたら間もなく40歳。まだ相手もいなく、年齢も年齢なので無理かもしれませんが、結婚し、子どもを一人くらい育てたいと思っています。年齢のこと、金銭的なことを考えると、少々焦ってしまいます。収支を見直すにあたり、家賃が高いと指摘を
45歳、転勤族の妻「そろそろマイホームを持ちたいけれど…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が転勤族で今まで賃貸で暮らしてきたという45歳の専業主婦。そろそろマイホームを購入したいけれど、教育費の準備と両立できるのかが気がかりだといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫が転勤族のため、今までずっと賃貸住宅や社宅で暮らしてきました。ですが、そろそろマイホームを持ちたいと考えています。地方の物件で、2500万円程度のものをと思っているのですが、今、長女が高校2年生、長男が中学1年生なので、今後大学進学費用をきちんと支払えることも視野に入れておかなくてはいけません。今の状況で住宅ローンの返済と、大学進学・在学費用の負担を両立できるのかと考えると、不安になってしまいます。転勤ですぐ仕事を辞めることになっては周囲に迷惑をかけるだろうと思い、ずっと専業主婦でいましたが、住宅購入をし引っ越すことを考えなくてよくなれば、少しずつ働くこともできるかなと思っているのですが、思い切って住宅を購入しても大丈夫でしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、4
「使う・貯める・増やす」の順序が大事、失敗しない貯蓄法
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームを購入したら貯蓄がほぼなくなってしまったという29歳の主婦。毎月収入を使い切る生活を送っているため貯蓄ができず不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。マイホームを購入し、あれこれ雑費を支払ったところ、貯蓄がほぼなくなりました。これまでの貯蓄は外貨建てのものが多く、日本円の貯蓄は50万円ほどしかありません。不測の事態に備えるお金がなく、不安に思っています。今後の生活のために、なんとか少しでも貯蓄を増やしたいのですが、家計の見直しだけで大丈夫でしょうか。毎月、予定外の支出があることが多く、レジャー費もかかり気味です。家計で不足する分を各自の小遣いで補てんすることもよくあります。こういった状況に対応できるように、私も働きに出たいと思ってはいるのですが、まだ子どもが小さく保育園探しから取り掛からなくてはいけません。今は在宅で添削やライティング業務をして、少額の収入を得ています。また夫の会社は退職金がなく、前職から継続している個人型の
夫より15年遅れて年金生活「年の差夫婦の老後資金問題」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が来年定年を迎えるという45歳の共働き主婦。年の差婚のため、この先、夫が亡くなった後に妻自身の生活資金が残るのか不安だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫が来年定年です。老後資金が十分ではないと感じており、収入が減るのが不安です。4年ほど前に役職定年があり、収入が下がったことで、仕事に対する意欲があまりなくなってしまったようです。夫は、継続雇用で働こうかなと話すこともあれば、もう疲れたのでやめておこうかなとも言ったりしています。私としては少しでもい良いので、働きに出てほしいと思っています。共働きなので、退職したり、収入が少なくなっても、すぐに生活が困るということはないのですが、子どもたちが独立して教育費などがかからなくなった今、最後の貯め時だと思っています。というのも、私たちは年の差の大きい夫婦です。夫より15年遅れて私が年金生活になります。夫の老後生活はなんとかなったとしても、夫婦ともに年金生活に入った時にやっていけるのか、もし夫
貯蓄ゼロの専業主婦、働きに出なくても家計改善の余地はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄ほぼゼロ、結果の出ない節約に疲れている30歳の専業主婦。働きに出て家計を助けたい気持ちはありますが、小さな子供を抱え途方に暮れています。FPの横山光昭氏がお答えします。毎月赤字で、ボーナスで補填をしながら暮らしています。貯金はほとんどありません。それなのに夫の強い希望で、1200万円の借り入れをして中古のマンションを購入しました。夫は貯金がないことをまったく気にしていません。できればもう一人子どもが欲しいですし、たまには家族でディズニーランドなどへ旅行に行きたいです。そのために、なんとか毎月のお給料で生活できるようになりたいです。節約をがんばっているつもりですが、なかなかうまく成果に表れないので、だんだんやっても意味がないのかなと思ってしまいます。私が働きに出られるとよいのでしょうが、子供はまだ3歳で幼稚園からの帰りも早く働きにくいです。今の状況で改善の余地はあるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、既婚(夫:31歳、会社員)
「ちょっといい」が仇に?老後にしわ寄せがくるお金の使い方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、充分な生活費があるのになかなか貯まらないという56歳の主婦。支出を見ても、どれも必要で削れないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後に向け、もう少し蓄えを増やしておきたいと考えています。夫はあと2年で定年退職ですが、その後、雇用延長ができる見込みです。私自身はパートをしています。家計は夫婦別々に管理しており、夫は住宅ローンや生命保険料、水道光熱費、通信費などの口座引き落とし分の残りから、小遣い分を除き、毎月20万円を生活費に入れてくれています。そこに私のパート代を足して生活費にしているのですが、いつもわずかしか残りません。夫に節約してとは言いにくいですし、自分で管理している部分でどうにか節約していけたらと思うのですが、どの支出を減らせるのか検討もつきません。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、既婚(夫:58歳、会社員)、子供はすでに独立・職業:パート・毎月の手取り金額:27.8万円(夫:月20万円を生活費に入れてくれるが手取り
よかれと思って始めた「積み立て」が裏目に?貯まらない理由
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、出産で収入が減っても支払いに困らないようにと計画的に積み立てている32歳の共働き主婦。なのに、なぜお金が貯まらないのか、毎月の収入から貯金ができない理由を知りたいといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。貯蓄を増やしたいと思い、計画的にお金を使っているつもりです。年払いの保険料や車検代などは、毎月の収入の中から積み立てていくようにしていますし、洋服代も1年間の予算を決め予算額に達するように毎月積み立てをして、そこから支払っています。積立額を軸にしてお金を使うようにしているのですが、一向にお金が貯まりません。この方法は、産休中は残業代がないこと、育児休業中は給与の6割に収入が減るので、貯蓄がきちんとできて支払いに困らないようにと計画したものです。お金を貯めていくために必要な方法だと思ったのですが、復職しても一向に貯金額が増えません。ボーナスだけに頼った貯蓄はしたくありません。毎月の収入から貯金ができない理由と、貯金ができるようになる方法を教えて
夫婦2人の生活費、月30万では足りない?貯蓄を取り崩す生活
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、赤字続きの家計だという39歳の共働き主婦。生活費は月30万円ありますが、足りずに貯蓄を取り崩すことも多く、このままだと不安で子どもも作れないといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。いつも家計が赤字です。夫は自営業で収入に波がありますが、毎月家計に一定額を入れてくれています。私は派遣で働いており、夫婦ともに収入があります。ですが、毎月赤字になってしまいます。夫婦ともにボーナスがないので、夫に少し多めに払ってもらったり、今までの自分の貯蓄を崩したりして補てんしていますが、このままでは、わずかな貯蓄もなくなってしまうのではないかと心配です。そのため結婚3年目ですが、子どもを作ることにも不安になってしまいます。また、夫は40歳を超えているので、老後の準備なども始めなくてはいけないと焦ってしまいます。ムダな支出はできるだけしていないつもりなので、どこを改善するとよいのかわかりません。貯蓄ができる家計にするには、どのようにすると良いでしょうか。〈相談者
産休で収入が減ったらどうなる?「夫婦別会計」をもうやめたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫婦共働きで妊娠中の33歳の女性。現在は夫婦別会計ですが、産休に入ると収入が減るため、今のうちに家計をひとつにして生活したいといいます。ただ、夫がなかなか首を縦に振りません。どうしたらいいのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。現在妊娠中で、今は夫婦別々に家計管理をしています。これから産休に入ると、今までのように生活費を出せませんし、復職しても保育園代もかさむと思うので、今のうちになんとか家計を合わせて暮らしたいと思っています。でも、夫がなかなか「うん」と言ってくれません。現在、夫は月10万円を家計に入れています。そのほか、給与から口座引き落としの家賃、水道光熱費、生命保険料を支払い、自分の小遣いを差し引いて残った額を貯蓄に回しています。私は収入すべてを家計に入れ、夫からの10万円を合わせて約28万円で毎月生活しています。子どもが生まれ、二人目、三人目と子どもが増えるとすると、私はしばらく働けませんから、私が働かなくても暮らしていける家計
60代シングル「老後が不安、未経験でも投資を始めるべき?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、介護職員として働く、バツイチの65歳女性。現役で働いているものの貯蓄は増えず、老後資金を増やすために投資を検討しているようです。FPの横山光昭氏がお答えします。これからの生活のためにお金をつくりたいです。15年ほど前に離婚をし、息子も一人立ちしているので、老後は一人暮らしです。年金を受給中ですが、介護施設でもうしばらく働けるので給与収入もありますし、離婚時の財産分与でマンションが自分のものになっているので、なんとか生活はできています。ただ、蓄えが増えません。これから働けなくなったら、生活費が不足するので、働いているうちになんとかしたいと思っています。金融機関で相談すると、投資を勧められましたが、私にもできるものなのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、65歳、バツイチ・職業:介護職員・手取り世帯月収:24万円(年金:9.8万円、手取り収入:14.2万円)・手取り年間ボーナス:約40万円・貯蓄:600万円(離婚時の財産分与分のみ)【支出の内訳
専業主婦希望の32歳女性「結婚後は投資で不労所得を得たい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚後、仕事を辞めて専業主婦になりたいという32歳の女性。収入が減るため投資で不労所得を得たいと、セミナーに通い勉強しているといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。これから結婚をする予定で、すでに彼と家計を合わせて暮らしています。二人で協力しながら、2年後の挙式に向け、400万円を目標に貯めているところです。今は私も会社員として働き収入を得ていますが、結婚後、子どもが生まれるかもしれないし、家庭を支えるために専業主婦になりたいと考えています。ですが、彼一人の収入では生活も大変ですし、投資で不労所得を得られるようになりたいと思っています。年間60万円ほどかかる投資セミナーにも通っていますし、自分でも勉強をしているのですが、なかなか成果が上がりません。FXや個別株もやっていますが、すぐに損失が出てしまいます。なんとか上手に投資で収入を得られるようになれないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、32歳、結婚予定(彼:33歳、会社員)・職
専業主婦にもお小遣いは必要!妻をやりくり上手にする方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、専業主婦の妻が家計管理に協力的ではないという45歳の男性。赤字になる月が多く、支出の振り返りをしますが、どこに無駄があるのかわからないといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。子供の教育費にもっとお金がかかるようになる前にしっかり貯蓄を作りたいのですが、妻が協力してくれません。毎月の収入は、口座引き落とし分以外を妻に渡し、やりくりしてもらっています。その支払いの記録となるレシートやクレジットカードの利用明細などを取っておいてくれるとよいのですが、そのあたりを頼んでも協力してもらえず、いつも僕が四苦八苦して記録するばかりです。また、記録を見ていても、無駄がどこにあるのか、生活していればこのくらいかかるのではないかと思えてしまいます。毎月赤字になってしまいがちなので、どこかを締めていかなくてはいけないとは思っているのですが……。ただし、教育費に関しては、無駄があっても削りたいとは思っていません。妻に家計管理の協力をしてもらうにはどうしたらよいかと
出産時期に夫が転職、貯蓄30万でなんとか切り抜けられる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、結婚7年目にして子供を授かった37歳の共働き主婦。出産を控えて妻が仕事をセーブしなければならない上に、派遣社員として働く夫が転職を考えているため、収入が不安定になるといいます。貯蓄は30万円。なんとか切り抜けることができるのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。結婚7年目、ようやく妊娠しました。ですが、出産の時期に収入が減りそうな見込みで、生活していけるのか心配です。夫はもともと技術系の仕事でしたが、事故でケガをして退職。その後うまく仕事が見つからず、今は派遣社員として働いています。5年勤めれば正社員になれるとは聞いていたものの、働き続けてみると過去に正社員になれた人は1人しかいません。どうやら正社員になると残業が多い割に残業代がきちんとつかなかったりして、手取り額でいえば派遣の時より少なくなる見込みなのだそうです。任期満了後は、継続の手続きはせず、正社員にもならず、転職しようと考えています。退職してすぐに仕事が決まらないと、失業給付が出
赤字なのにiDeCoを開始、家計に協力しない無計画な夫
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人目の子供が欲しいけれど生活していけるのか不安だという32歳の主婦。なんとかしようと思っているのに夫の協力は得られず、赤字家計にもかかわらず夫は勝手にiDeCoを始めてしまいます……。FPの横山光昭氏がお答えします。もう一人、子供が欲しいと思っています。ですが家計は毎月赤字で、貯蓄も増えていきません。今の子供の教育費の準備も心配ですし、このままで生活していけるのかなという漠然とした不安もあります。もっと支出を見直して締めていきたいと思うのですが、夫が「何とかなるだろう」といい、協力してくれません。そもそも、夫が欲しがって、無理をして住宅を購入したことも失敗だったような気がします。夫は先日、急に「老後のことも計画的に考えなくてはいけない」と思ったそうで、個人型確定拠出年金の投資を勝手に始めてしまいました。おかげで赤字は3万円にもなってしまい、ボーナスも生活費の補てん、住宅ローンのボーナス払いと買い物で、ほぼ残りません。なんとかするには、どうした
「老後に1億」まじめな人ほど要注意!思い込みが家計を脅かす
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後資金に1億円を貯めたいという38歳の専業主婦。月8万円積み立てれば、老後に1億円作ることができるというセールストークを真に受けて、なんとかねん出したいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後資金のためになんとか1億円貯めたいです。ある金融機関で、老後資金は夫婦二人で年金以外に1億円必要だと言われました。年利7%の商品で、毎月8万円を30年間積み立てることができれば、1億円を作ることができると担当の人は言いますが、我が家の現状では、その積み立てるお金がありません。収入を増やせばよいのかもしれませんが、子供が小さいので無理ですし、将来仕事につなげたい絵画の勉強の時間を潰すわけにもいきません。毎月の支出を見直ししていますが、減らせそうな支出はありません。なんとか毎月8万円をねん出できる方法はないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:43歳、会社員)、子供1人(2歳)・職業:専業主婦・手取り世帯月収:34.6万円