リモートワーク離職を防げ!オンラインでのコミュニケーションを変える、3つのポイント
職場内コミュニケーションを再設計する
4月の緊急事態宣言の発令から半年が経過しました。ビデオ会議や社内SNSの活用など、最初は手探りで行っていたリモートワークでの業務に慣れてきたという声を耳にするようになりました。一方で、コロナ禍終息の見通しが立たない中、リモートワークが続くことに不安を感じる声も聞かれています。コミュニケーションが遠隔となったことで、お互いの仕事の状況やナレッジなどの情報共有がされにくくなり、仕事の偏りや抜け漏れが発生しているようです。このような問題を解決し、リモートワークを継続しながら組織の生産性を上げるにはどうしたらよいのでしょうか。企業で既に行われている取り組みを交えて解説します。
仕事のできる人がやっている、オンライン営業で成果を出すための5ステップ
オンラインのデメリットをカバーする営業術
新型コロナウィルス感染症の拡大がビジネス環境に大きな影響を与えています。特に顧客接点を担う営業組織にとって、対面接触を制限される中で、いままでの手法を見直さざるを得ない状況になっています。昨今の「第二波」ともいえる感染の再拡大により、もはや、対面を代替する「時限措置」というだけではなく、多くの営業組織が、本格的にオンライン営業を業務に組み込む必要に迫られています。
テレワークが当たり前の時代、「オンラインで成果を出す」チームの作り方
コミュニケーション効率化のコツ
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により、私たちの働き方は大きな変化を余儀なくされています。緊急事態宣言が解除され、一時は収束に向かうと思われたのも束の間、再び感染拡大する懸念が生じています。そして、コロナ禍において、物理的な接触が困難になり、テレワークを推進する企業も多くなってきました。今後、コロナが収束(終息)したとしても、「新しい生活様式」の中で引き続きオンラインでのコミュニケーションは不可欠なものになるでしょう。
「オンライン参加で肩身が狭い…」会議で“出社組”との格差を減らすワザ
ハイブリッドな会議に新たな課題
緊急事態宣言が解除され、約2ヵ月間「Stay home」の呼びかけとともに在宅勤務を余儀なくされたビジネスパーソンも、少しずつ出社をするようになっています。都営地下鉄の利用者数のデータからも、通勤時間の利用者が戻ってきているのがわかります。しかしながら、第二波も懸念されることもあり、テレワークを導入した企業の多くは「新しい生活様式 」の一環としてテレワークを継続・推奨するとみられます。
テレワーク下で新入社員が現場配属、「画面越し」にどう受け入れればいい?
対面できなくても良い関係性を築く方法
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズのシニアコンサルタントである松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、新入社員の教育担当を任されている20代男性のお悩みに回答します。 【相談者のお悩み】4月も中旬になり、新入社員が職場に配属されたのですが、新型コロナウイルスの影響もあって全社的にテレワークをしているため、直接顔を合わせる機会がありません。教育担当である私は、テレビ会議で話したり、チャットツールでこまめに状況確認をしたりして、新入社員が負担やストレスを感じないよう、自分なりにケアをしているつもりですが、このまましばらく対面できないままとなると、主に心理的側面で新入社員に大きな負担を与えてしまいそうな気がしています。このような環境下で良い関係性を築くためのコツは何かあるのでしょうか。(20代男性)連日、新型コロナウイルスのニュースが報道されるたびに、不安と落胆の声がSNSにあふれています。4月8日の緊急事態宣言を受けて、自粛要請の範囲が広がり、我々の仕事や生活への影響はさらに強まっていく可能性があります。感染防止のため、企業にはテレワー
ビジネスパーソンにとって「評価」と「評判」どちらが大事?
「頑張っているのに損をする!」から脱却
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズでコミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、最近仕事で成果が上がってきた20代男性のお悩みに回答します。【相談者のお悩み】上司から「仕事で目に見える成果で評価を得ることも大事だけれど、周りの評判も大事だよ」と言われました。私はあまり社交的ではないほうなので、周りからの評判を獲得するイメージがわきません。具体的にどういうことをすれば良いのでしょうか。(20代男性)
上司のダメ出しを減らすには?“物差し”をすり合わせるための6ステップ
みんなのキャリア相談:第5回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズでコミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、上司との関係に苦しむ20代女性のお悩みに回答します。【相談者のお悩み】上司と価値観が合いません。企画会議の時、上司が自分の物差しでしか企画の良し悪しの判断をしてくれず、自分の話に耳を傾けてくれないのです。また、企画書を作っても、かなり細かい部分まで修正指示があり、いくら説明しても結局は上司の思い通りになるまで企画がゆがめられていきます。結果、修正にも時間がかかり、労働時間がどんどん長くなって疲弊します。そんなに言うなら、自分の思い通りに勝手にやってくれと嫌気が差し、逃げたくなります。どうすれば上司に変わってもらえるのでしょうか。(20代女性)
職場の後輩がミスを連発、問題は「責任感」だけなのか
みんなのキャリア相談:第4回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズでコミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、転職から半年が経過した30代男性のお悩みに回答します。【相談者のお悩み】一緒にプロジェクト案件を担当している後輩が、自分も案件担当者であるという意識がいつまでも薄いままです。そのためか、いつまでも書類やメール文にミスや直す部分があり、先輩である自分は確認作業に追われて通常業務が進みません。かといって、すべてを確認なしで任せても、責任感が生まれるわけでもありません。自分事としてとらえてもらい、責任感を持って仕事をしてもらうには、どうしたらいいでしょうか。(30代男性)
30代男性「転職先で“前職の当たり前”が通じない!伝え方が悪い?」
みんなのキャリア相談:第3回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズでコミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、転職から半年が経過した30代男性のお悩みに回答します。【相談者のお悩み】この4月より転職をして、金融企業のマーケティング部門で商品プロモーションの企画を行っています。前職での経験もあるため、いろいろと改善の提案をしているのですが、上司や同僚に受け入れてもらえません。企画の立て方、分析方法など、前職では当たり前だと思っていたことが通用しないのです。伝え方が悪いのでしょうか。それとも、あまり意見を主張せずにその会社のやり方に合わせるべきでしょうか。(男性30代)
30代会社員「部下が業務分担に不満感、仕事が回りません」
みんなのキャリア相談:第2回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズの人事コンサルタントがお答えするシリーズ。今回は会社でチームリーダーを務めている30代男性のお悩みに、コミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんが回答します。【相談者のお悩み】チームのリーダーをしています。入社2年目のメンバーが2人いて、私が仕事の割り当てをしているのですが、片方に仕事を任せると、もう1人から「なぜ、自分は任せてもらえないのか!」と不満が出ます。どうしたら、公平だと感じてもらえるように仕事を任せられるでしょうか。(30代男性)松木: メンバーが納得する「仕事の割り当て」はとても重要なテーマですね。読者の皆さんも仕事を任せる側、任される側として不公平を感じた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。私自身も営業、人事、企画など異なる職務を経験し、コンサルタントとしてさまざまな組織の改善に関わってきました。私の経験では、仕事の割り当てに不公平感がある組織では、個人のモチベーションも下がり、お互いのコミュニケーションも停滞する傾向があります。そうならないためにも、「公平
30代女性「根性論の“モーレツ系上司”にどう接するべき?」
みんなのキャリア相談:第1回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズの人事コンサルタントがお答えする新シリーズ。今回は30代女性のお悩みに、コミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんが回答します。【相談者のお悩み】あるプロジェクトで目標が達成できないおそれがあり、プロジェクトメンバー全員で緊急対策会議を開催しました。すると、プロジェクトのオーナーである上司から「自分が君たちの立場だったときは目標達成に向けてもっと必死にやっていたし、労働時間なんて今の比じゃなかった。甘いよ!」と言われました。正直なところ、プロジェクトの成否が給与やボーナスに大して反映されるわけでもなく、やりがいといえるような新たなチャレンジもない中で、頑張る気にはなれません。また、前時代的な上司の考え方にもちょっと引いてしまいました。目標を達成することは大事だと思いますが、こういった状況のとき、何からどう改善したらいいのか、よくわかりません。(30代女性)
就活生も面接官も活用できる“行動タイプ別”採用面接のコツ
机の向こうの相手に最適な対応は?
3月になると、各地で採用説明会が行われるなど、企業の採用活動が本格化します。私自身も採用の面接官を行うことがありますが、限られた時間の中で企業側も学生側もお互いを理解し、意思決定を行う重要な場面です。しかし、どうしても面接する側も、される側も、感情を持った人間同士。馬が合う・合わないという“相性”の問題が否応なく発生します。もしカウンターパートにいる相手が相性の良くない人物だった場合、あなたはどのように対処すれば良いのでしょうか。面接官と応募者、それぞれにとって役に立つ理論をご紹介したいと思います。
シーズン真っ只中、職場が円滑になる「忘年会」の回し方
宴会を制する者がビジネスも制す?
次第に寒さが増し、街並みにも年の瀬を感じられるようになりました。「(平成最後の)年末感謝セール」などの広告を目にする機会も増えるこの時期、忘年会を開催する会社や組織も多いのではないでしょうか。宴席は業務時間とは異なり、お互いの距離を縮めたり、普段接点の少ない人との交流を深めたりできる貴重な機会です。一方、苦手なタイプの人と席が一緒になると仕事以上に気を遣うことになったり、大人数の宴会では盛り上がっているグループと静かなグループに分かれていたりするのを目にすることがあります。そこで、「平成最後の忘年会」をみんなで楽しく過ごせるように、忘年会をテーマに行動科学を使ったコミュニケーション手法を紹介します。
4つの行動タイプ別「クリスマスデート」のベストな誘い方
ビジネスにも応用できる
日々寒さが増す今日この頃。気がつけば、街にクリスマスツリーやイルミネーションの飾りつけがされ始め、クリスマス本番まであと約1ヵ月となりました。クリスマスをきっかけに告白しようと思っている方も、気になっている女性を誘ってみようかな……と思っている方も、大事なのは、デートの「誘い方」と「プラン」です。そこで今回は、「相手にOK されやすいデートの誘い方とデートプラン」をテーマに、行動科学を使ったコミュニケーション手法をご紹介します。
異動シーズン目前、「転入者が働きやすい」組織のつくり方
転入者の“タイプ別”対応法とは?
猛暑の季節が終わり、秋の陽気を感じられる頃になると「人事異動の話題」がオフィスでもささやかれるようになります。10月の人事異動の時期になりました。内示の後、着任まで期間の長さは企業により異なりますが、異動を伝えられた後、何だかソワソワとして落ち着かない……といった経験をされた方もいると思います。筆者も転勤や組織異動が多く、実に20を超える組織を経験しました。人事異動があり、上司や同僚が代わると最初は緊張感があり、職場に馴染むのに多くのエネルギーと時間を費やしていました。同じような経験をしたり、人事異動を受けて不安になったりしている人もいると思います。ビジネス本には「配属先でのマナー○○箇条」というように異動者自身のスキルに関するものが多いのですが、今回は受け入れ側の立場でいかに転入者を迎え、早期に馴染んでもらうかをテーマに、行動科学を使ったコミュニケーション手法をご紹介します。
職場で絶対モメない、上司タイプ別「夏休みの取り方」
気持ちよく有休を取得するには?
全国的に35度以上の猛暑日が頻発しています。天気予報の「最高気温」を見るだけでも汗が出るような陽気です。この季節になると、職場でも「夏休みはどうする?」という話題が増えてきます。昨今の「働き方改革」の一環で長期休暇取得を推奨している企業がある一方、有休残があるのになかなか消化できないという会社員の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、夏休みや今後の長期休暇を取得しやすくするためのコミュニケーション術をお伝えします。
先輩社員必見!新人との円滑度を上げる4分類対処法
採用は難く、離職は簡単?
ゴールデンウィークが終わり、新入社員を迎え入れる職場も多いことでしょう。「売り手市場」と言われている昨今、企業は有能な学生を獲得するのに多大な時間とコストを投じてきました。にもかかわらず、新人が1年を待たずして退職をする事態が少なくありません。厚生労働省の調査によれば、新入社員(新卒)大卒の11.3%、高卒の17.3%が1年以内に退職をしています。さらに3年以内になると、その数字は40%を超えています。退職理由として、職場の人間関係や上司との関係は必ず上位に挙がります。組織のリーダーにとって、年度初めは職場のコミュニケーションを円滑にし、新人の受け入れ体制を作る重要な時期です。そこで、今回は新人を迎える組織の皆さんに、今日から役立つコミュニケーション術をお伝えしたいと思います。