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コクヨ、イトーキ、オカムラ…オフィス家具メーカー御三家の株価が好調な理由とは?
注目度が高まっていない今こそ見ておくべき
投資テーマとしては、今のところあまり目立ってはいないものの、地味に好調が続いているのが「オフィス家具」業界です。先日決算発表を行ったコクヨ(7984)、イトーキ(7972)ともに好決算で、株価も堅調に推移しています。いったいオフィス家具業界に何が起きているのでしょうか。
“政局は売り”は本当? 過去の与党大敗で株式相場は下落傾向も、重要なのは「一大転機」の有無か
いま転換点になりそうな出来事とは
周知の通り、7月20日の参議院選挙で、与党である自民党と公明党は〝惨敗〟しました。現在の政権は極めて不安定になり、政局(政界の情勢、転じて政界の権力闘争)は混迷の様相を呈しています。株式市場でよくいわれるのが「政局は売り」。日本市場において売買代金の過半を占める外国人投資家は政局を嫌い、結果的に政局が相場の下落につながるとされるからです。しかし、本当に「政局は売り」となっているのでしょうか。ここでは、過去の選挙で与党が大敗した後の相場動向を調査し、検証してみます。
10年間で約18倍成長した株価指数「FANG+」その構成銘柄とは?
米国を代表するテクノロジー企業10社
米国市場でFANG+が好調に推移しています。FANG+とは、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット、メタの4社を含む米国を代表するテクノロジー企業10社で構成される株価指数です。現在は、アップル、マイクロソフト、エヌビディア 、ブロードコム、サービスナウ、クラウドストライク で構成されています。FANG+に含まれる銘柄がここまで米国を強く牽引してきたのは、圧倒的なシェアを構築し、そこで生まれた安定的な収益を新規事業に充て、新たな市場を開拓することを繰り返してきたからです。このサイクルにより今後も長期的な成長が期待されます。過去10年間で、S&P500が約5倍、NASDAQ100が約8倍成長したのに対し、FANG+は約18倍成長しており、その圧倒的なパフォーマンスが注目されています。そこで、今回は構成銘柄に含まれる企業の一部を紹介します。
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2025年8月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
夏本番、8月に入り全国的に猛暑が続く中、株式マーケットもやや様子見ムードが漂っています。6月・7月の株主還元ラッシュが一段落し、秋の中間決算シーズンまでの“狭間”のような時期に見えるかもしれません。ですが、こうしたタイミングこそ“知っている人だけが得をする”銘柄が隠れているもの。8月は権利付き銘柄の数こそ限られていますが、実は生活密着型の優待や高水準の配当利回りなど、見逃せない魅力を持つ企業が揃っています。今回はその中から、利回り・優待内容・安定感の3点を基準に、注目の銘柄をピックアップしてご紹介します。新NISAの活用や長期保有のご参考になれば幸いです。
最大80%の費用補助も! FP・社労士・保育士…リスキリングを後押しする国の制度とは
無料のキャリアコンサルティングを活用しよう
今、私たちの働き方やキャリアは多様化しています。転職や再就職、スキルアップなど、人生の節目で「もう一度学びたい」「自分の可能性を広げたい」と考える方も増えてきました。そんな中、注目されているのが「学び直し(リスキリング)」という選択肢です。自分の力を高めて次のステップへ進む手段として、社会全体で関心が高まっています。国では、誰もが必要なときに学びを取り入れられるよう、さまざまな支援制度を整えています。これらを活用すれば、費用の負担を抑えながら、将来に向けた準備を進めることができます。この記事では、そんな“学び直し”を後押ししてくれる具体的な制度の内容や活用方法について、ご紹介していきます。
欧州の優等生「GRANOLAS」に注目!ポートフォリオ分散と安定成長の切り札
ヨーロッパ市場が再評価されている背景
近年、米国株への投資が主流となるなか、ヨーロッパ市場にも関心が向き始めています。なかでも「GRANOLAS(グラノラス)」と呼ばれる、欧州を代表する成長企業群は、分散投資の選択肢として注目されています。本記事では、GRANOLASの成り立ちや業種別の特徴、想定されるリスク、そして米国・日本株に偏りがちなポートフォリオにおける分散効果を探ります。
東証REIT指数が年初来高値を更新! なぜ今、【不動産投資信託】は絶好調なのか
“守り”と“利回り”を両立できるREIT
株式市場が不安定ななか、着実に存在感を高めているのが「REIT(不動産投資信託)」です。2025年6月には東証REIT指数が1800ポイント台に回復し、毎日のように年初来高値を更新しています。「利回りの高さ」や「不動産市場の安定性」などが見直され、投資家の関心も高まっています。なぜ今、REITが好調なのか、今から買ってもよいのかを検証したいと思います。
初任給〜40代までの手取りが減る5つのタイミング
先を見通して対策を
「昇給したはずなのに手取りが増えていない…」そんな違和感を感じたことはないでしょうか? 実際、入社2年目以降の手取りは、初任給よりも1〜2万円ほど減ることが少なくありません。これは、税金や社会保険料など“目には見えにくい負担”が増えていくためです。この記事では、転職や減給などを除いた「手取りが変動する5つのタイミング」を時系列に沿って解説し、それぞれの時期に何が起きているのか、どう備えるべきかをご紹介します。未来の自分を安心させるためにも、“知っておくこと”は立派なマネープラン。変化に振り回されずに向き合うヒントをお伝えします。
投資信託に多くの資金流入 「貯蓄から投資へ」の流れが徐々に定着か
現金・預金よりも増額
2025年第1四半期(1-3月)の資金循環統計が発表されました。俗に「個人金融資産」と称される、資金循環統計の「家計の金融資産・負債残高」における金融資産残高合計は、2194兆6516億円でした。その中身を検証します。
もし積み立てが継続できなくなったら…に向き合う、積立投資の保険「つみえーる」とは
学資保険と比較
NISAやiDeCoの普及により投資信託の積立もずいぶん一般化してきました。充分な運用期間が見込めるのであれば、資産形成の有効な手段になり得ますが、万が一途中で積立が続けられなくなったらどうなるのでしょうか。今回はそんな「もしも」に向き合います。
証券口座の乗っ取りで5710億円もの不正取引…それでも対策していないユーザーは意外と多い?
不正取引は減少傾向も
ロボアドバイザーの「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は、全国の20代から50代を対象に「資産運用とセキュリティに関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表しました。また、金融庁により2025年1月〜6月末までの不正取引件数、金額が公表されましたので、あわせてお伝えします。
「私的年金の見直し」iDeCoの加入期間や掛金額はどう変わる?
改正はいつから?
公的年金だけでは、老後の生活費をまかなうことが難しいのが実情です。それをカバーするために、公的年金の上乗せを作れる「私的年金」の制度が用意されています。2025年6月に成立した「年金制度改正法」には、私的年金の制度改正も盛り込まれています。今回の改正によって、私的年金を使って老後資金をより手厚く用意できるようになります。今回は、年金制度改正法の改正内容のひとつ、私的年金の見直しを紹介します。
鬼滅・ポケモンが株価を動かす!街の熱狂を読み解く、個人投資家“気づきの投資術”
街のムーブメントや消費者行動が未来のチャートを描く
映画館の行列やSNSで話題のグッズ……そんな日常のムーブメントが、実は株価の変動に現れることがあります。『鬼滅の刃』や『ポケポケ』のヒットが株式市場をどう動かしたのかをひも解きながら、生活者だからこそヒットを察知できる、投資のヒントと実践法を解説。個人投資家としての感覚を研ぎ澄ませる“気づきの投資術”とは?
「思ったより住民税が高かった…」そんな方が来年度に向けて今すぐできる節税アクション
来年の住民税を減らすために、今年やるべきこと
住民税の決定通知書を手にして、「思ったより住民税が高い...」と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。住民税は前年の所得をもとに計算されるため、今年どのように行動するかが、来年度の税額を左右します。この記事では、医療費控除やiDeCo、ふるさと納税など、身近で実践しやすい節税策を中心に、来年度の住民税を賢く抑えるための具体的なアクションをご紹介します。今日から始められる節税の工夫を通じて、家計の負担を軽減し、将来への備えを一歩進めていきましょう。
『国宝』ヒットで上場来高値更新! 減収減益でも【東宝】の株価が大幅に上昇した理由
いまから買ってもよい?
すでに2025年No.1映画になるのではないかと評されている「国宝」。公開38日間(2025年6月6日公開~2025年7月13日)で、累計観客動員数398万人、累計興行収入は56億円のメガヒットとなっています。TikTokなど短尺動画が主流になり、配信される映画やドラマは、1.5倍速や2倍速で観る人が多い中、3時間を超える作品が社会現象となるほどのヒットになるのは異常ともいえるかもしれません。もちろんわたしも観ました。平日の夕方のかなり大きい劇場でしたが、ほぼ満席。性別年代問わずの観客で埋まっていました。「歌舞伎」という伝統芸能がテーマなので、年齢層は高めを予想していましたが、思いの外、若い人が多くてびっくり。実際、大学生以下の割合が初週比で倍増、観客数は3倍超という異例の伸びだそうです。
トヨタ、ソニー、三菱UFJ…年金を運用するGPIFの運用成績と保有銘柄は?
運用成績は好調
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、2024年度の運用状況を発表しました。資料によると、同年度の全体の収益額は1兆7334億円、収益率は前年比0.71%でした。資産ごとの運用収益では、外国株式が4兆3103億円、外国債券が1兆857億円とプラスでしたが、国内債券が2兆8426億円、国内株式が8200億円とマイナスでした。2023年度の年間収益額が45兆4153億円だったことと比較すると見劣りしますが、プラス収支を維持しています。
iDeCoは途中でやめられる? 知っておきたい、積立が苦しくなった時の対処法
現実的な3つの選択肢
iDeCoをやられている多くの人は、「節税にもなるし、老後のためになるって聞いたから、始めてみた」、そんな気持ちでスタートされたと思います。ところが、いざ毎月の積立が始まると、「ちょっと今月きびしいな…」「子どもの習い事も増えてきたし、正直やめたいかも」なんて思うことはありませんか? 最近は物価高も続いていて、以前よりも生活コストが上がっている家庭も多いと思います。そんなときにふとよぎるのが、「iDeCoって、途中でやめられるのかな?」ということでしょう。結論からいうと、iDeCoは原則として、途中で解約できない仕組みになっています。逆をいえば、「やめたくてもやめられない」ことが、制度の大きな特徴なのです。だからといって、ずっと無理して続けなければならないわけではありません。iDeCoには、やめる以外の方法があります。この記事では、iDeCoはなぜやめることができないのか、例外的なルールについて、今すぐできる現実的な対処法の3つについてFPが解説します。
個人投資家が活用すべき決算資料とIRの本質
プロも実践! 投資判断に差がつく“IRの読み方”
IR資料は、プロと同じ情報に無料でアクセスできる貴重な判断材料。数字だけでなく、成長戦略や株主への姿勢など、企業の本質が見えてきます。本稿では「決算説明資料」(決算資料)を中心に、IRをどう読み解き、投資判断に活かすかを整理。初心者でも実践しやすい視点と、成長戦略を読み取るヒントを紹介します。