ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
「簿記の勉強は必要ですか?」一番やさしい入門講座
“人・もの・お金”の動きを理解する
『簿記のしくみが一番やさしくわかる本』の著者である税理士の高下淳子さんは、日本各地で「簿記と経理」に関する講演やセミナー、企業内研修の企画、また講師としてご活躍中です。経理担当者や経営幹部はもとより、営業や新入社員などから、明快でわかりやすい実践的講義に定評があるそうです。今回は、そんな高下さんに、簿記を学ぶことの大切さや楽しさ、そのためのコツについて話を伺いました。(文責:日本実業出版社)
ベンチャー経営に大成功して、もし大金を手に入れたら…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。20代でベンチャー企業を経営しています。以前、内藤さんのインタビューで「お金を手にしても変わらなかった人・お金を手にして変わってしまった人」の話を読み、とても印象に残りました。自分の会社はまだまだですが、事業が成功した暁にはしっかりとしたお金が手に入る可能性もあります。まさに“取らぬ狸”ですが、例えば、ある日数億円のキャッシュが手に入ったとき、とりあえずの使い道が決まるまでの間は、どうすればよいのでしょうか? さまざまな富裕層の方と出会ってきた経験からお知恵を拝借できるとうれしいです。(20代後半 独身 男性)
チャレンジか安定か 転職の悩みをあえてプロFPに聞きたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。新卒で入った中規模の商社で5年が経ち、転職を考え始めています。ゲーム業界でそこそこ有名な会社と大手商社の2社からオファーをいただきました。提示いただいた給与は前者のほうが年間150万円ほど高いです。お金で決めることはないと思いつつ、今後のキャリアを考えるとどちらも一長一短。得られる経験やチャレンジの量はゲーム会社、安定するなら後者という判断を迫られている気がします。正直、どちらも自分には魅力的に映っています。投資ではよく「ハイリスク・ハイリターン」と言いますが、仕事を決めるときにもこのような発想をしてよいのでしょうか。お金の質問ではないのですが可能でしたら深野さんに答えていただきたく思っています。(20代後半 独身 男性)
三越伊勢丹はなぜトップから陥落したのか?
GINZA SIXに見る百貨店業界の今
三越伊勢丹が百貨店業界の時価総額トップの座をJ.フロント リテイリングに明け渡しました。三越伊勢丹では成長戦略を描いてきた大西洋前社長の戦略を改め、杉江俊彦新社長の下で構造改革を進めることをアピールしています。一方でトップに立ったJ.フロント リテイリングといえば、大阪の大丸と名古屋の松坂屋が持ち株会社化した、どちらかというと地味な存在の企業です。そこが三越伊勢丹や高島屋を抑えて百貨店業界のトップに立ったわけです。百貨店業界に何が起きているのでしょうか?
アップルが10億ドルファンドを始めた政治的な理由
トランプ大統領との関係性とは
iPhoneのアップルがアメリカ国内での先進的なものづくり支援を目的に10億ドル(約1,130億円)のファンドを作ると発表しました。「アメリカ製造業の雇用創出を目指す」と言います。ほかにもiPhoneの生産委託先である鴻海精密工業が新しい工場をアメリカに建設する動きもあります。その背景にあるのはドナルド・トランプ大統領の存在です。アメリカに雇用を生むことを政策の第一目標とするトランプ大統領は、海外に利益を移転するグローバル企業に厳しい目を向けています。そのせめぎ合いの中心にいるアップルの状況をまとめてみましょう。
「株が思い通りに動かない」さて、あなたはどうしますか?
困った時の対処法
ゴールデンウィークは相場もお休みでしたが、日本の株価指数である「日経平均」や外国為替については米国などで取引が行われていました。日本にも祝日取引ができる「日経平均」があり、大型連休で東京証券取引所や大阪取引所が休場の間も実際に取引されていました。さすがにゴールデンウィークまで“切った張った”ということを行う人たちは限られており、実はちょっとした売り買いによって、大きな動きになることもあります。そして今回のゴールデンウィークも日経平均は休みの間に大きく上昇となりました。上昇したのであれば特に問題なさそうですが、休日前に株式を手放した人や、「空売り」といって信用取引で株を借りて売っていた人たちは大きな上昇で儲けそこない、逆に「損をした」とぼやく人もいます。
年収5000万の税率は50%にも 会社設立は節税の正しい道?
実際どのくらい節税できるのか
インターネットの発展やSNSの普及によって、いつでもどこでも仕事ができるようになった人も多いのではないでしょうか。Webサイトやブログを通して物やサービスを提供する人が増え、会社員から起業する人も増加しています。収入が増えてくると、気になるのは税金です。「会社を作って節税しよう」という本もたくさんありますが、果たしてどのくらい節税できるのでしょうか。
ペッパーフードが「いきなり!」急騰した3つの要因
いきなりステーキ全米展開の成否は
5月、大型連休のはざまに上場来の最高値を大きく更新した銘柄があります。「ペッパーランチ」や行列必至の人気店「いきなり!ステーキ」をチェーン展開する「ペッパーフードサービス(証券コード:3053)」です。今年1月時点で1,200円程度だった株価は、2月末に1,500円台を付けて1年半ぶりに上場来高値を更新、さらに5月2日には一時2,600円を超える急上昇を演じ、最高値を大きく塗り替えました。なぜペッパーフードサービスは“いきなり”急騰したのか? その要因を3つにまとめてみました。
“休むも投資” 長期休暇を制する者が投資で勝つ理由
投資のヒントは身近なところに
ゴールデンウィーク期間に入り、今週、株式市場の取引所が開くのは2日だけ。3日、憲法記念日から市場も5連休となります。昨年末から今年のお正月にかけての休みは4連休でしたので、このゴールデンウィークは証券取引所、証券会社などが休んでいる期間が年末年始よりも長いということになります。取引所が休場となると「つまらない」という投資大好き人間の方もいるようですが、いつも株式の動きを見ている人にとってはよい休養となるのではないかと思います。
ヤフー株急落、しかし本当の業績はどうなのか?
初の最終減益には理由があった
4月27日の株式市場において、ヤフー株が一時10%安と急落しました。その理由は前日に明らかになった決算です。事前には増益予想だったヤフーですが、蓋を開けてみれば上場来初めての最終減益という結果に。さらに営業利益は今期に続いて来期も営業減益になるという見通しが発表されました。実は、ヤフーは個人的にとても注目している会社です。株式投資をしているわけではありませんが、インターネット通販とオークションを非常によく利用しているからです。そのような興味から、今回のヤフーの決算についてコンサルタント視点で読み込んでみました。
報酬1000万、「最高うどんビジネス責任者」の仕事って?
気になる職務と求める人物像を聞いた
「うどん県」への“改名”など、常にうどんの話題には事欠かない香川県。その西部に位置する三豊市の会社が、「CUO(チーフ・うどん・オフィサー)」という不思議な職を公募して、注目されています。その報酬はなんと年1,000万円。これは単なる話題作りではなさそうですが、CUOとは、一体どんな仕事をする人なのでしょうか?
「ZOZOTOWN」好決算に混在するブルとベア
超成長ZOZOという街を分析する
「スタートトゥデイ」という会社をご存知ですか?2004年に始めた同社のファッション通販サイトの年間商品取扱高は、今や年間,2000億円を超え、日本最大級のサイトに育っています。そう、ご存知「ZOZOTOWN」です。驚くことに、このZOZOを運営するスタートトゥデイの時価総額は「NEC」や「東京電力HD」よりも大きな規模となり、もはや大企業と言っても差し支えないでしょう(数字は2017年4月20日現在)。約2万店の商品をタダで配る「0円セール」や、テレビCMでもおなじみ「ツケ払い」、採用広告「40名のエンジニア求む!」などユニークな施策を打つ会社としても知られています。そんな夢とユーモアあふれる街、ゾゾタウンが4月19日、業績の上方修正と配当の増額を発表しました。これを好感し夜間取引では大幅高を演じたものの、翌日の株価は3.7%の下落。翌々日わずかに持ち直したものの、方向感が定まりません。投資歴12年、株で生計を立てている筆者は、今後のスタートトゥデイに対するブル(強気)とベア(弱気)が混在しているように思うのです。
人の言うことを鵜呑みにするリスク 投資の身近な罠
正しく未来予測できるのは誰?
4月23日、フランスでは大統領選の第1回投票が行われ、マクロン氏とルペン氏が決選投票へと駒を進めました。今、株式市場は誰が次のフランス大統領になるのかを非常に気にしています。英国と同様に、フランス国内がEU(欧州連合)離脱派と親EU派とに分かれていることで、EU離脱派が大統領になるとEU崩壊につながり、欧州が大混乱すると言われているからです。
ロボアドバイザーの普及で日本の資産運用はどう変わる?
25年間ほったらかしでリターン2.4倍も
将来を見据えた資産形成を始めたいけれど、なんとなく投資は難しそうというイメージから二の足を踏んでいる人は少なくないでしょう。では、まず知識をつけてから……といっても日々忙しく働いているビジネスマンにとっては難しいのが実情です。そんな人にピッタリ、と今注目されているのが自動資産運用サービス「ロボアドバイザー」。大手証券も続々と参入するなか、昨年夏のサービス開始からわずか9ヶ月で、預かり資産75億円を突破した急成長中のベンチャー企業があります。財務省、マッキンゼーを経て、ウェルスナビ株式会社を創業した柴山和久代表取締役CEOは、「ロボアドバイザーを活用することで、日本人はもっと豊かになれる」と言い切ります。その真意を問いました。
吉野家の株を手放すかどうか、という悩みを紐解く計算式
実例から“塩漬け株”の経済性を考える
まったくもって個人的な悩みなのですが、超長期で保有している吉野家の株を手放すかどうか考えています。学生時代から大好きな牛丼屋さんの単位株を、株主優待券目的で購入したのがもう30年も前のこと。それ以来ずっと持ち続けてきた株なのですが、なんとなく社会的地位もできあがってきた50代のおじさんとしては、牛丼を食べるたびに優待券を出すという仕草があまりかっこよくない……と思い始めてきたことが売却を検討しはじめた理由です。そして、なにを悩んでいるのかというと、これまでの投資がプラスなのか、マイナスなのかが簡単には計算できないということです。今、仮に30年間保有してきた吉野家株を売却したとしたら、投資結果はプラスなのか、マイナスなのか。みなさんと一緒に考えてみましょう。
「ビットコイン」払いが常識に? 家電・飲食店も導入進む
法改正の追い風で、より身近な存在に
仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」の利用が拡大しています。4月、大手家電量販店のビックカメラは都内2店舗においてビットコインの試験利用を始めたと発表しました。ほかリクルートやぐるなびなどが導入を促進。今夏以降、多くの飲食店や美容室などに導入される見込みです。これまでは一部の投資家だけのものだったビットコインが、今年、私たちにとってより身近な存在となりそうです。
「地政学リスク」は本当に怖いのか? 市場との関係性
雰囲気だけで株価は動く
米国がシリアにミサイルを撃ち込んだというニュースが流れて以降、報道などで「地政学リスク」という言葉を見かけるようになりました。株式市場でも「地政学リスクを懸念して売られている」ということが盛んに報じられています。株式投資をするときには、「直近の売上高が云々……」とその企業の業績の良し悪しを気にすることが多いです。ただ、考えてみればわかりますが、その業績に反映するものが世界情勢であり、為替であり、為替変動の要因でもある金利などの動きになるのです。
ベンチャー投資の“エンジェル税制”ってなんですか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。親しい友人が人材関連の会社を起業しました。その際に、餞別の気持ちで50万円ほど彼の会社に投資しました。この税金について、友人はエンジェル税制が使えるかもしれないというのですが、正直、私はなんのことかよくわかっていません。所得控除が受けらるれようなのですが、適用例が少ないことが話題になったこともあるそうで……。エンジェル税制のメリット・デメリットがあれば教えてください。(30代前半 既婚・子供なし 男性)